免疫化学に基づく分析法

ネオニコチノイド系殺虫剤 イミダクロプリド測定キット

概要

イミダクロプリドはネオニコチノイド系の殺虫剤のひとつで、1992年に登録された農薬です。殺虫活性幅が広く、多くの農作物に使用されています。本キットは、農産物や環境中に残留するイミダクロプリドを簡便、迅速(2時間以内)、高感度かつ定量的に多検体を分析できるので、生産現場での出荷/加工前検査や一次スクリーニングに最適です。

特長

機器分析との比較

機器分析は高精度な測定法ですが、下記の前処理や装置のオペレーションに高い技術と時間、また有機溶媒として大量のアセトニトリル、ヘキサン、酢酸エチルなどが必要です。本キットは、前処理が簡便で時間も大幅に短縮でき、抽出溶媒も少量のメタノールのみを使用するだけでイミダクロプリドを測定することが可能です。
機器分析との比較

主な適用例

農産物抽出液の標準曲線に与える影響

参考文献

(1) Eiki Watanabe et al., J Agric. Food Chem. 52(2004)2759-2762
(2) Eiki Watanabe et al., Analtica Chemica Acta 521(2004)45-51
(3) 矢吹芳教ら、大阪府立食とみどりの総合技術センター研究報告 41(2005)7-10


製造会社: HORIBA

仕様

次のデータは基本性能です。詳しい仕様はお問い合わせください。

標準曲線

標準曲線

交差反応性

ネオニコチノイド系殺虫剤

反応性(%)

イミダクロプリド

100

アセタミプリド

0.4

ジノテフラン

< 0.1

チアクロプリド

1.3

チアメトキサム

< 0.1

ニテンピラム

< 0.1

その他の殺虫剤・殺菌剤

反応性(%)

アセフェート

< 0.1

イミノクタジンアルベシル酸塩

< 0.1

キャプタン

< 0.1

クロロタロニル(TPN)

< 0.1

ジエトフェンカルブ

< 0.1

フェンプロパトリン

< 0.1

ブプロフェジン

< 0.1

ペルメトリン

< 0.1

メパニピリム

< 0.1

機器分析との相関性(リンゴ)

機器分析との相関性(リンゴ)
データ提供:独立行政法人 農業環境技術研究所 渡辺栄喜先生

同時再現性(トマト)

試料

平均(ppb)

SD

CV(%)

A

66.5

2.8

4.2

B

27.0

2.3

8.4

n=8

分析者間再現性(トマト)

試料

平均(ppb)

SD

CV(%)

A

78.4

3.9

5.0

B

26.8

2.9

10.8

n=3

日間再現性(トマト)

試料

平均(ppb)

SD

CV(%)

A

63.5

2.7

4.3

B

25.5

1.9

7.3

n=3

添加回収試験(トマト)

添加濃度(ppm)

回収率(%)

0.5

67.9±1.1

2.5

94.1±12.4

5.0

96.2±5.7

n=3
同時再現性、日間再現性、分析者間再現性、添加回収試験とも、本キットが農産物中のイミダクロプリドを定量的に測定できることを示しています。

キットの主な構成品・有効期間

内容(剤型)

容量

数量

抗体プレート(乾燥品)

8行×12列

1枚

標準試薬L(凍結乾燥品:2ppb)

1mL(溶解後)

2バイアル

標準試薬H(凍結乾燥品:100ppb)

1mL(溶解後)

2バイアル

酵素標識物試薬(凍結乾燥品)

6mL(溶解後)

2バイアル

洗浄試薬(溶液:10倍濃縮)

50mL

1バイアル

発色試薬(溶液)

13mL

1バイアル

発色停止試薬(溶液)

13mL

1バイアル

有効期間

製造後9ヶ月

2~8℃保存

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