高光沢グロスチェッカ IG-410

概要

高光沢グロスチェッカIG-410は、現場作業を容易にする、表示部と分離した測定部を被検体にあてるだけで計測できるハンディタイプです。光源には近赤外線を採用し、光沢度1000(鏡面反射率100%)を測定します。

ウォーミングアップは不要です。自動車のヘッドライトなどの照明用反射板やコピー機の反射板、シリコンウエハなど、高いレベルの表面光沢度が要求される製品の品質管理に最適です。

特長

  • 金属などの高光沢領域でも、“あいまい”を数値化
    グロスチェッカIGシリーズのラインアップに、金属などの高光沢領域の測定が可能なIG-410が新たに加わりました。測定範囲は0〜1000と従来機種の10倍に拡大。鏡面サンプルも測定可能です。
  • 現場での測定が簡易な小型・軽量設計
    わずか350gと軽く、持ち運びもラクラク。ワンタッチ操作なので生産現場に持込んで手軽に測定可能です。
    光源にLEDを採用しているため光源の寿命を気にする心配もありません。
  • 2レンジ切替で低光沢も測定可能
    0〜100、0〜1000の2レンジ切替が可能。各レンジにはそれぞれ専用の校正板が付属しています。
    IG-410は、高光沢の金属だけでなく金属板に塗装したサンプルなど、低光沢領域の測定にも対応します。

用途例

  • 金属製品の表面状態の仕上り確認に
  • アルミやステンレスの圧延板の外観確認に
  • メッキ製品の外観確認に
  • シリコンウエハ表面仕上り確認に

※光の反射によって光沢度を測定しているため、測定箇所は平面である必要があります。

関連情報

用途例

グロスチェッカとは?

光沢をはかるメカニズム

グロスチェッカ情報


製造会社: HORIBA

仕様

光学系

入射角60°ー 受光角60°

測定面積

3×6mmの楕円

光源

LED(波長890nm)

受光部

SPD(シリコンフォトダイオード)

測定範囲
(表示分解能)

100レンジ : 0.0〜100.0(表示分解能0.1)
1000レンジ:0〜1000(表示分解能1)

繰返し性

フルスケールの±1%

電源

単3形乾電池×4本

電池寿命

200時間以上(アルカリ乾電池にて)

使用温度範囲

10〜40℃

寸法

本体:75W×34D×140H mm
センサ部:30W×45D×88H mm

質量

約350g(電池内蔵時)

その他機能

自動校正、オートパワーオフ
レンジ切替表示(100/1000)
オーバーレンジ表示、バッテリー残量表示
測定値ホールド
校正値設定

付属品

100レンジ、1000レンジ用校正標準板

価格は仕様により異なりますので、別途お見積もりいたします。「見積・資料・お問い合わせ」よりお申し込みください。

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