現在のガラス電極は、かなりの酸性や塩基性条件でも応答に影響を受けにくくなっています。しかし、pHが11を越える場合には、多少の誤差を生じ、電極の応答速度も遅くなります。測定する際、下記の点をご注意下さい。

  • ガラス電極、比較電極(スリーブ形もしくはダブルジャンクション形)、温度補償電極を用いる。
  • 測定後には応答部を純水で充分に洗浄する。
  • pHが11を越える場合には多少の誤差(アルカリ誤差)が生じる。この領域でpH測定を行う場合には、出来る限り高pH標準液(pH10、飽和Ca(OH)2溶液(pH12.45))を用いて校正を行う。

※長期にわたり塩基性のサンプルの測定を行った場合、ガラス電極の応答が遅くなることがある。このような場合には、10〜30分1N程度のHCl中に応答部を浸した後、純水で充分洗浄を行う。(⇒メンテナンス編p.2/図2-1、図2-2)