土壌測定の場合、採取する土壌の量・純水の量・かきまぜる時間・放置する時間等によって、pH値が変化します。必ず一定の量・同じ条件で測定して下さい。測定する際、下記の点に注意して下さい。
〈注意点〉

  • 測定時には上澄み液の温度が一定になるように注意する。
  • 応答部および比較部の液絡は絶対に土壌沈降部に浸さないようにする。(図4-4)
  • 塩類が多く含まれる土壌のpH測定では、潜酸度を求める方が誤差の小さい値が得られる。ただし、活酸度と潜酸度の値は大きく異なるので、いくつかのサンプルを比較する場合には、どちらかの方法に統一する。

〈測定例〉
風乾細土10gを50mlのビーカーにとり、純水25mlを加え、30分間に4回かきまぜ、1時間放置したのち、電極を上澄み液にいれて測定する。
※上記の方法で得られるpH値を活酸度(pH(H2O))といいます。これに対して純水の代わりに1N KCl(75g KCl/l純水)を細土に加え、その上澄みのpHを測る方法もあり、この方法で得られるpH値を潜酸度(pH(KCl))といいます。