導電率とは何ですか?

導体(電気をよく導く物質)中での電気の流れやすさを示す指標のことです。SI単位系で正式には「電気伝導率」と言います。堀場製作所の導電率計は水溶液中での測定を基本としています。

導電率の単位は?

「S/cm」(ジーメンス毎センチメートル)という単位で従来より導電率の値が扱われていますが、1992年より新計量単位(SI単位)として、「S/m」(ジーメンス毎メートル)が用いられるようになりました。

S/cm、mS/cm、μS/cmの関係式は?
またS/cmとS/mの関係式は?

1 S/cm=1000 mS/cm
1 mS/cm=1000 μS/cm
1 S/cm=100 S/m

抵抗率とは何ですか?

導体中での電流の流れにくさを示す指標のことです。
この抵抗率の逆数、つまり(1/抵抗率)が導電率となります。

当量導電率とは?

電解質溶液の導電率を、その当量濃度で割ったものです。
ある濃度の溶液が示す導電率を1cm3に1グラム当量あたりのものとして換算したものとなります。

電気伝導度と電気伝導率(導電率)の違いは?

JIS K0130より
電気伝導度
   電解質水溶液で満たされた電極間の電気抵抗の逆数。

電気伝導率
   面積1平方メートルの2個の平面電極が1メートルで対向している容器に電解質溶液を満たして測定した電気抵抗の逆数。
  「導電率」と言う。

交流2極法と交流4極法の違いは?

交流2極法
2枚の極板を向かい合わせ、交流電流を流すことにより測定する方法です。この方法では、導電率が高くなればなるほど、分極の影響で測定誤差が生じやすくなります。

交流4極法
電圧検出極および電圧印加極の計4つの電極から構成されています。2極法における分極の影響を受けにくい構造になっており、導電率の高 い領域まで測定が可能です。

ラボ用と工業用の導電率計の違いは?

工業用はラボで使用される白金黒メッキなどの電極はあまり使用されません。これは、白金黒極板へのコーティング物質の吸着などにより、センサ寿命が短くなるためです。工業用は、平滑金属極が使用されるため、分極影響により高導電率での測定は不可能です(セル定数≒100 m-1で0.1~0.2 S/m程度まで)。高導電率では交流2極法ではなく、電磁誘導式が採用されています。


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