校正とは何ですか?

    標準器、標準試料などを用いて、その測定器の表す値と真の値との関係を求めることです。または真の値と計測器の指示が一致するように調整することです。DO測定は、基準値に対する相対値測定のため、その基準値を設定しなければなりません。その値に計器を調製することが「校正」です(校正液はJISに規定されています)。
    DOセンサの劣化やドリフトなどの経時変化を補正するため校正液にゼロ液とスパン液を用いて行います。


    校正は電極が新しい状態でも行わなければなりませんか?

    正しい測定値を得るためには、電極が新しい状態であっても測定を行う前には計器を校正する必要があります。


    校正の頻度は?

    校正頻度は、求められる精度やサンプルなど測定条件によって異なります。通常の測定では、少なくとも1日1回程度を目安に測定前に行なってください。


    校正方法にはどのような方法がありますか?

    OM-71、D-75:「大気校正」と2点の標準液(飽和溶存酸素標準液とゼロ標準液)を用いて行う、「標準液校正」があります。


    大気校正と標準液校正との違いは何ですか?

    大気校正:電極を大気にさらして行う簡易的な1点校正。
    液校正:より高精度な測定を要求する場合、2種類の標準液を用いて行う2点校正。


    大気校正を行うときの注意点は?

    1. 電極の水気を切ってから、電極を2時間以上充分外気に馴染ませたあと、校正を行なってください。
    2. 清浄な空気のもとで校正してください。
      *温度変化の激しい場所、風雨のあたる場所や暖房器具などの近くで校正すると誤差が生じたり、指示値が安定するまでに
       時間を要したりします。
    3. 大気校正中およびその前後は、センサホルダを手でつかまないでください。
      *体温の影響により、指示値が安定するまで時間を要します。

    大気校正を行うときの気温は、何℃でもよいですか?

    温度補償が可能な範囲(0~40℃)で行なってください。ただし、温度変化の激しい場所では誤差を生じたり、指示値が安定するまでに時間を要することがあります。


    大気校正時、電極はなぜ乾燥状態でないといけないのですか?

    センサ表面に水分がついた状態で校正を行うと、その水分中の酸素の影響や、その水分自体が高分子膜を覆ってしまう状態となり、正確な校正ができないため、空気中に約2時間放置してセンサ表面を乾燥させます。


    校正時に用いる液はどのような液ですか?

    ゼロ校正液:亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)の5%以上の溶液
    スパン校正液:25℃に設定した水に空気を通じて平衡させた飽和溶存酸素溶液


    液校正時、計器設定での注意点は?

    塩分補正は0.0 pptに設定しておいてください。


    校正を行うとき、何か補正が必要ですか?

    塩分濃度補正は0.0 pptにして、温度補償や気圧補正も行なってください。


    液校正を行うとき、液温に制限はありますか?

    本来ならばサンプルの温度と同温の液温で校正することが最も正確に測定できます。温度補償範囲(0~40℃)外での校正は行わないでください。


    校正時の撹拌速度はどのくらいで行いますか?

    1000~1500rpm位の一定の速度で、校正を行なってください(スターラーによる発熱にはご注意ください)。それ以下では回転数を少し変えるだけで、指示も変化してしまいます。フィールドでの測定では、一定の流速で測定してください。


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