気圧補正はなぜ必要なのですか?

    溶液中のDOは、それと接している酸素分圧と比例するため気圧に影響を受けます。そのため補正が必要となります。


    気圧補正はどのようなときに用いますか?

    通常、平地においてはあまり問題はありませんが、特に高地において使用する際は、気圧補正をする必要があります。


    「hPa」とは何を意味しますか?

    「ペクトパスカル」と読みます。Paは気圧をあらわすSI単位です。
    1気圧=1013hPaです。


    ヘクトパスカル(hPa)とミリバール(mbar)の関係はどうなっていますか?

    hPa=mbarで同じ気圧をあらわす単位です(1hPa=1mbar)。以前は、気象用語としてmbarが用いられていましたが、現在では国際規格として、hPaが用いられています。


    高度と気圧の関係は?

    高度が高くなるにつれて、気圧は低くなります。目安として、高度10mの上昇で約1hPa小さくなります。

    高度(m)と気圧(hPa)との関係

    m

    0

    200

    400

    600

    800

    1000

    1200

    1400

    1600

    1800

    2000

    3000

    3400

    hPa

    1013

    990

    966

    943

    921

    899

    877

    856

    835

    815

    795

    701

    666


    溶存酸素計の温度補償とはどのようなことですか?

    溶存酸素計の温度補償とは、DO電極の感度が溶液の液温によって変化するため、その分を電気的に補正しています。


    自動温度補償と手動温度補償とはどちらの機能を用いた方が正確に測定できますか?

    温度測定はサーミスタで行い精度は±1℃のため、通常の測定はATCモード(自動温度補償)での測定で充分精度よく温度補償できます。より正確な温度補償が必要な場合には、正確な基準温度計などを用いて測定した温度の値を計器に入力します。これがMTC(手動温度補償)です。


    「塩分濃度補正」とは何ですか?

    ヘンリーの法則により、一般に溶液の溶存酸素量は塩分濃度が増加するにつれて減少します。そのばらつきをを補正することです。


    「ppt」は何を意味しますか?

    塩分濃度をあらわす場合の慣用の単位で、千分の1のことを意味します。
    ppt:Part Per Thousant  1000ppm=1ppt
    濃度をあらわす単位のppt(Part Per Trillion:1兆分の1)とは区別しています。


    「ヘンリー定数」とは何ですか?

    溶液と空気とが接して完全に平衡(飽和)状態となっているとき、溶液中のDO:C[mg/L]と空気中の酸素分圧:Ps[MPa]との関係は次式であらまします。
    C=Ps/H
    ここで、H[MPa/(mg/L)]のことを「ヘンリー定数」と呼びます。このヘンリー定数の値は溶液の組成によって変わります。一般に、溶液中の塩分が濃くなるにつれてHは大きくなるため、Cは小さくなります。


    C-が4000ppmの溶液を測定するとき、塩分濃度補正はどのように設定すればよいですか?

    塩分濃度補正の設定は4.0(ppt)と入力してください。


    校正時、補正モードはどのような状態にしておけばよいですか?

    塩分補正は0.0pptにして、気圧補正もその気圧に応じて補正してください。


    「温度補償機能」とは?

    センサの感度は温度によって異なるため、その感度のばらつきを補正しています。


    DO指示値と温度の関係は?

    一般的に溶液の温度が上昇すると飽和溶存酸素量は減少します。


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