自動車排ガス分析装置に関する技術が平成30年度全国発明表彰「発明賞」を受賞

2018年6月 1日


当社の自動車排ガス分析装置に関する発明「排ガス中の吸着性ガス高速分析装置の発明(特許第5667912号)」が、社団法人発明協会が主催する平成30年度全国発明表彰において「発明賞」を受賞しました。当社は、昨年度(平成29年度)の「内燃機関の排ガス再循環率直接計測装置の発明(特許第5506376号)」に続き、2年連続「発明賞」を受賞しました。

受賞対象は、排ガス中に含まれるNH3等の吸着性の高いガス(以下、吸着性ガス)の濃度を高精度かつ高応答に測定する吸着性ガス分析装置に関する技術です。

本技術を用いたレーザー吸光法自動車排ガス測定装置「MEXA-ONE-QL-NX」は、測定時に吸着性ガスが配管等へ付着することを防止し、窒素化合物ガスの4成分(NO、NO2、N2O、NH3)を高速かつリアルタイムで測定します。

近年、自動車の排ガス中に含まれる窒素酸化物のさらなる低減をめざし、世界中でNOX(窒素酸化物)後処理装置の開発が進められています。当社は、このようなNOX後処理装置を適切に評価する技術を発明し、触媒装置メーカー等に提供することで、環境負荷が少ない自動車の開発に貢献していきます。

 
受賞した技術を用いた製品「レーザー吸光法自動車排ガス測定装置MEXA-ONE-QL-NX」
製品詳細:レーザー吸光法自動車排ガス測定装置MEXA-ONE-QL-NX
 

  • 全国発明表彰について
    社団法人発明協会が主催する全国発明表彰は、大正8年、わが国科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に始まり、以来、わが国を代表する幾多の研究者・科学者の功績を顕彰することにより、今日の科学技術の発展に大きな足跡を残しています。
    社団法人発明協会ホームページ
  • 受賞者
    原 健児
    堀場製作所 自動車計測開発部 Advanced Technologyチーム ジョブリーダー
     
    ラーマン・モンタジール
    HORIBA Instruments Incorporated, Automotive Test Systems, Application Specialist & Sr R&D Engineer
     
    中谷 茂
    HORIBA Europe GmbH, Engineering Department R&D team European, R&D Manager
     
    中根 正博
    堀場製作所 自動車計測設計部 Mechanical Designチーム ジョブリーダー
  • 受賞技術名
    排ガス中の吸着性ガス高速分析装置の発明

  • 登録番号
    特許第5667912号