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日本初開催の国際博物館会議「第25回ICOM京都大会2019」に出展 

2019年8月29日


当社は、日本で初めて開催される世界最大規模の国際博物館会議「第25回ICOM京都大会2019」のミュージアム・フェアに9月2日から3日間出展します。
当社は、文化財の保護や、制作された年代・地域などの解明に役立つ分析機器の紹介、株式会社堀場テクノサービスより美術品・文化財受託分析事業を紹介します。
展示ブースでは、文化財の元素の種類や組成を非破壊分析するX線分析顕微鏡を使ったデモンストレーションや、ゴッホの絵画、ルーブル美術館に所蔵されている「モナ・リザ」、日本最古と推測される日章旗などを分析した事例を紹介します。
 

文化財を科学的に分析する必要性

文化財は、それを通じて歴史や文化を正しく理解でき、将来に渡って残すべき価値があると認められたものであり、国や自治体から支援を受けながら保全されています。
文化財に指定されるには、歴史的・芸術的な観点から価値が高いことが条件であり、その判断には確かな目が必要となります。文化財を科学的に「はかる」ことは、その価値を可視化し、制作された年代や地域を特定する重要な手法です。また、補修や保管方法を選ぶ指標となり、文化財の保全に貢献しています。
 

主な展示内容

  1. X線分析顕微鏡を使用した絵画分析のデモンストレーション
  2.  絵画分析に使用されるポータブルのラマン分析装置や壁画・貴金属の分析装置を展示
  3. 過去の分析事例を紹介
    分析例1:ゴッホ「ドービニーの庭」を分析
    非破壊分析によりゴッホが描き残した絵画の一部が何者かによって塗り重ねられ、消されていたことが発覚しました。
     
    分析例2:日本最古と推測される日章旗の紹介
    延元元年(1336年)に後醍醐天皇から下賜されたとする日章旗を京都大学らの調査チームと共同分析を実施。結果、室町~江戸時代の日章旗であることが明らかになり、伝承との年代の乖離がありましたが、歴史的に貴重な史料であることがわかりました。

その他、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や京都市にある三条大橋の柱の装飾部「擬宝珠(ぎぼし)」など、豊富な分析事例を紹介します。
 

国際博物館会議「第25回ICOM京都大会2019」とは 

ICOM(International Council of Museums)は、ミュージアムの進歩・発展を目的とした世界最大の国際的非政府組織です。博物館の専門家により1946年にパリで創設され、2019年には世界138の国と地域から44,500人のミュージアム関係者が加入しています。ICOMの各委員会が一堂に会する大会が3年に1度開催され、「第25回ICOM京都大会2019」は、博物館関係者(研究者、学芸員)や教員、学生など3000人以上が参加を予定しています。
 

展示会概要

名称:「第25回ICOM京都大会2019」
ミュージアム・フェア会期:2019年9月2日(月)13:30~18:00、2019年9月3日(火)・4日(水)9:00~18:00
※第25回ICOM京都大会2019は9月1日(日)から9月7日(土)まで開催されています。
会場:国立京都国際会館 当社ブースはイベントホール内 E19  
概要:「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ」をテーマに、講演やパネルディスカッションなどが行われます。
URL:icom-kyoto-2019.org/jp/index.html