[報道発表] 掲載内容は発表日時点の情報です。

阿蘇工場の増設に関する立地協定を西原村と締結

2016年7月30日


熊本県へ進出以来 最大の建設規模

当社グループ会社の堀場エステック(社長:小石秀之、本社:京都市)は、主力製品の半導体製造装置用のガス・液体制御機器(マスフローコントローラー)や、堀場製作所の血液検査装置などの医用分野製品を生産する阿蘇工場(熊本県西原村)の拡張を決定しました。1988年の熊本県への進出以来5回目となる今回の建設は、過去最大規模の増床(約7,000平方メートル)となります。2016年12月に着工し、2017年夏に竣工予定です。
28年前の1988年に進出して以来、地元の会社として根付き、熊本県の皆様に支えられて成長してきた熊本県西原村において、さらなる増設を決定しました。
2016年7月30日、増設に関する立地協定を、熊本県 蒲島郁夫知事立会いのもと、西原村 日置和彦村長と当社会長兼社長 堀場厚が、熊本県庁において立地協定の調印を取り交わし、締結いたしました。なお、本協定締結は、熊本地震発生後、第1号の協定締結公表となります。


2016年7月30日、立地協定を熊本県庁において締結。
(写真向かって左より、熊本県 蒲島郁夫 知事、当社会長兼社長 堀場 厚、西原村 日置和彦 村長)

阿蘇工場拡張の背景

1988年に開設した堀場エステックの阿蘇工場は、熊本空港の東5Kmの好アクセスにあります。主力製品「マスフローコントローラー(以下MFC)」の主工場として、本社がある京都以外で初めて開設しました。以来、量産タイプのMFCの短納期化・迅速供給に貢献し、同製品で世界シェア50%以上のトップメーカーへの成長に結びつく事業拡大に寄与してきました。2012年には堀場製作所の医用分野製品の消耗品(検査試薬)や小型製品(pHメーターや温度計)の生産も手掛け、HORIBAグループのマザー工場として、高品質な製品を提供してきました。

阿蘇工場は、熊本県内を中心とした地元従業員が多数を占めています。優秀な人材に恵まれ、また行政の誠実迅速な支援を背景に、このたび過去最大の拡張を決定しました。クリーンルームを備える生産棟を増築し、MFCをはじめとした流体制御機器の生産能力を「2倍」に増強し、世界トップクラスの生産能力と迅速納期対応力を持つ工場へと拡大します。

IoT(モノのインターネット)市場の拡大に伴い、通信用・演算用半導体チップや画像認識用チップをはじめとした各種の小型センサーの需要が急激に増加します。現在注目されている自動車の「完全自動運転技術」にも必要です。このように半導体チップや各種の小型センサーは私達の豊かな生活を支える為に、これまで以上に需要が拡大すると予想されています。これら半導体の製造工程において、当社が生産する流体制御機器が使用されます。急激な市場の立ち上がりに備え、今回の阿蘇工場の増強により、当社の流体制御機器の生産能力をさらに強化します。

新工場の概要

建屋面積9,312平方メートル(延床面積は、13,362平方メートル)の既存棟の東側に、同6,130平方メートル(同7,010平方メートル)の地上1階建て(一部2階建て)の新工場(新棟)を増設します。延床面積としては1.5倍の拡張になり、今回の増設は、合計5回の建設の中で最大のものです。
新工場では、大型クリーンルームを備え、半導体産業向け高機能モデルやハイテク産業向け量販型のMFCを生産します。これまで培った”多品種・変量生産“の手法を更に進化させ、部材入庫から製品出荷まで一貫の生産ラインを構築します。
生産効率を最大限まで引上げ、2倍の生産能力を実現します。日本での「ものづくり」にこだわり、高品質・スピードを追求した生産体制をめざします。2016年12月に着工し、2017年夏に竣工の予定です。

完成イメージ