計画停電等の影響に関しまして、弊社製品の対応について以下のようにご案内いたします。


 

■炭素・硫黄分析装置(EMIAシリーズ)、酸素・窒素・水素分析装置(EMGAシリーズ)および紫外蛍光法硫黄分析装置(SLFA-UV21)

●計画停電に対する装置のお取扱い

  1. 停電1時間前に,下記の順序で弊社装置を停止してください。
    1. 装置側面の電源スイッチを切り、1時間待機してください。加熱箇所(精製器部分)を冷却するためです。
    2. 装置裏面の主電源(ブレーカー)を切り、その後ガス供給の元栓を閉めてください。

  2. 停電までに、装置制御用のパソコンを,正規の手順に従って電源を切ってください。
  3. なお、復帰後の立上げは、取扱説明書にある手順に従ってください。

●既に起こった停電に対する対応について

  1. 使用中に電源断となりますと、内部が高温となっている場合では、ガス配管からの漏れや温度フューズ切れなどの不具合がおこる恐れがあります。また、加熱箇所(精製器部分)が熱くなっている場合があります。充分お取扱いにご注意ください。
  2. なお、復帰後の立上げ時は、まずは弊社装置運転に必要な電源電圧やガス配管などユーティリティの状態をまず確認ください。
  3. その次に弊社装置のアラームの発生状況などをご確認ください。詳しくは、取扱説明書をご覧ください。


 

■ホリバ・ジョバンイボン社製用液体窒素冷却型のCCD検出器およびInGaAs検出器

〔これらは、ラマン分光測定装置や蛍光分光測定装置でご使用いただいています〕

●計画停電に対する装置のお取扱い

  1. 停電前にCCD検出器およびInGaAs検出器のコントローラ電源を切ってくだい。
  2. なお、復帰後ご使用いただくには、検出器破損を防ぐために、液体窒素が自然になくなり検出器チップが常温に戻るまでお待ちください。
  3. 液体窒素タンク(デュア)に液体窒素が入ったままコントローラの電源を切った場合は、検出器チップが常温になるまでは、コントローラの電源投入およびタンクへの液体窒素の補充は行なわないでください。
  4. 復帰後の立上げは、検出器チップの温度状態をご確認のうえで、取扱説明書の手順に従ってください。

●既に起こった停電に対する対応について

  1. CCD検出器およびInGaAs検出器のコントローラ電源を切ってください。
  2. なお、復帰後ご使用いただくには、検出器破損を防ぐために、液体窒素が自然になくなり検出器チップが常温に戻るまでお待ちください。
  3. 液体窒素タンク(デュア)に液体窒素が入ったままコントローラの電源を切った場合は、検出器チップが常温になるまでは、コントローラの電源投入およびタンクへの液体窒素の補充は行なわないでください。
  4. 復帰後の立上げは、検出器チップの温度状態をご確認のうえで、取扱説明書の手順に従ってください。


 

■上記以外の弊社装置でパソコンを接続して使用している場合は、正規の手順に従ってパソコンの電源を切ってください。

 


 

◎お問合せ先について

装置に関するお問い合わせは、弊社営業担当もしくは、下記電話番号までお問い合わせください。
 株式会社 堀場製作所
 電話: 03-3861-8234(科学営業直通)