発電プロセス

いま、社会的にあらたなアプローチが必要とされている発電プロセス。電力需要をまかなうためには、次世代の発電技術だけではなく、従来型の発電所の安全稼動や電力の安定供給、燃焼効率のより正確な管理が求められています。
HORIBAでは、発電プロセスに必要とされる煙道排ガス分析装置をはじめ、発電所内のポイントごとで正確なガス分析を行なうポータブルガス分析装置や、ボイラ水管理、排水処理用の各種分析装置まで幅広く発電プロセスの分析に貢献。電力供給の重要な役割を担っています。

発電所の安全稼動や、電力の安定供給に貢献しています。

発電所の安全稼動や、電力の安定供給に貢献しています。

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  • 火力発電
  • コンバインドサイクル発電
煙道排ガス管理

煙道排ガス分析装置
ENDA-2000シリーズ/ENDA-5000シリーズ

ENDAシリーズは、HORIBA独自の光学系で最大5成分を1台で測定可能。火力発電所のボイラや各燃焼炉などでは、低濃度から高濃度までワイドレンジを高感度、高精度に測定。排出規制濃度の監視をはじめ、燃焼管理、脱硫、脱硝設備の運転制御の省力化・高効率化などに威力を発揮します。

特長

  • 1台で5成分を同時連続測定(ENDA-5000シリーズ)
    ※CO2はENDA-5000シリーズのみ
  • 干渉影響を大幅に低減
  • アラーム/予備アラーム機能を充実
  • SO2の校正時間を大幅に短縮

場所を選ばず、高精度な測定を。小型・軽量で研究室での分析にとどまらず、フィールドでの測定にも威力を発揮するポータブルガス分析計です。1台で燃焼排ガス中の最大5成分(NOx/SO2/CO/CO2/O2)の同時測定が可能。さらにCH4(メタン)ガス対応モデルを加え、全9モデルをラインアップ。

特長

  • 磁気ダンベル式O2計で信頼性向上
  • 新たにCH4(メタン)計測に対応
  • 暖機時間を従来機の60分から30分に短縮。タイマでの暖機開始も可能。
  • 各国認証と8カ国語対応(予定)
  • 一定時間のガス成分トレンドが一目でわかる便利なグラフ機能搭載。

脱硝装置の入口や出口など、各種排ガスに含まれるNOx、O2の変化を、連続測定可能な分析計です。
直接プローブを挿入するため前処理が不要で設置が容易。小型コージェネレーションシステムの燃焼管理・制御に最適です。

特長

  • プローブユニットを測定ポイントに直挿する方式のため、サンプリング用加熱配管の工事が不要です。(校正ガスおよびパージエアの配管は必要)
  • NOx/O2センサをプローブユニットに内蔵しているため、排ガスの組成変動にリアルタイムに応答します。
  • NOx、O2を検知するジルコニア式(限界電流式)を採用しています。

防爆形プロセス用赤外線ガス分析計
EIA-51d/51pTIA-51d/51p

HORIBAの防爆形ガス分析計は、40年を超えるお客さまからのご要望に対応。試料ガス中の測定対象となるガスの濃度変化を、非分散形赤外線吸収法(NDIR)
により連続測定する分析計です。防爆構造の国際規格(IEC規格)に基づき、型式検定に合格。選択性・安定性に優れています。
TIA-51d/51pは、干渉補正形検出器の搭載により、低濃度レンジでの高精度測定が可能です。

ボイラ水質管理

火力発電所の貫流型ボイラでは、復水脱塩装置としてNH4+型イオン交換樹脂が多く用いられていますが、この方式では処理水の純度を電気伝導率によって計測することは不可能です。このため、ナトリウム計によって、イオン交換樹脂の性能を管理することが必要になっています。

ヒドラジンは、脱酸素剤として広く使用され、特に高圧ボイラの防食剤としてなくてはならないものになっています。HYBA-2000は、ボイラ水中に残留するヒドラジン濃度を連続測定。ヒドラジン注入量のコントロール、残留ヒドラジン濃度の監視などに威力を発揮します。

発電所などでのボイラ給水中の溶存酸素濃度(DO)を、高感度に連続測定する装置です。隔膜ポーラログラフ法センサを採用、校正機能を内蔵しメンテナンス性を向上しています。火力発電所の大型ボイラでの脱気器の性能確認や、水質監視に必要不可欠の装置です。

高性能ボイラでは、給水中の微量のシリカでも、タービンの効率低下やスケールの原因になります。このため火力発電所のボイラ水では、その分析が安全な運転の維持・管理に欠かせない項目となっています。ボイラ水中の微量シリカを高精度に連続測定。ボイラ水管理に必須の分析装置です。

排水管理

水質総量規制の測定項目全窒素・全りん。この規制に、メンテナンス性やコストで優位な紫外線酸化分解法を提案。1台で全窒素、全りんの2成分濃度を同時連続測定可能。低温(100℃以下)、常圧で前処理が可能となったため、従来のオートクレーブ法よりメンテナンス性が向上。また、従来の手分析手法との高い相関性が得られ、データの継続性に対応します。

低ランニングコストでの自動COD(化学的酸素要求量)測定を実現した装置。最適な分注および計量方式により、従来の測定精度を保ちながら試薬量を1/10に削減。また、手間のかかる試薬の調合も、試薬デリバリーサービスによって不要に。試薬交換の手間を低減し、ランニングコストも従来比の約1/2に低減しています。

25年以上の実績のある独自の測定方式、「回転セル長変調方式」を応用した新しいUV・濁度計です。排出口での有機性汚濁物質のモニタや、上水の取水口での有機物を測定して水質監視や、プロセスライン中での有機物モニタ(フェノール計など)に使用することができます。

水質の総合的な計測・管理のために必要な測定項目をトータルにラインアップした現場設置形の水質計シリーズです。堅牢性・機能性・保守性をキーワードに上水処理・排水処理など、自然環境から生産設備の水処理プロセスまで対応できるラインアップを整えています。

タービンブレード開発

酸素・窒素・水素分析装置
EMGA-930

酸素・窒素分析装置
EMGA-920

鉄鋼、新素材、触媒など世界最先端技術開発に欠かせない元素分析を、高精度&スピーディに実現する装置です。

くわしくは製鉄プロセスへ