製鉄プロセス

現代社会の基礎材料として重要な鉄。製鉄のプロセスは、鉄(Fe)に炭素(C)を含ませることで固さなどの性質を定めていく工程です。また、鉄鋼・非鉄金属、非金属材料は、材料中の炭素(C)や、硫黄(S)の含有量を厳密に管理することが不可欠です。その分析のニーズは極微量から高濃度まで多様。HORIBAでは、製鉄工程をよりこまやかにコントロールするための各種分析装置を提供。幅広いラインアップで、生産材の安定供給に貢献しています。

産業素材の「原点」を分析が的確にコントロールしています。

産業素材の「原点」を分析が的確にコントロールしています。

[製鉄プロセスとHORIBA分析計]※プロセス図をクリックすると拡大します。

製鉄工程 鉄の品質管理に貢献。
炭素・硫黄分析装置
EMIA-920V2

短時間での分析や、誰もが容易に取り扱うことができる操作性、保守性、保全性に優れた固体中炭素・硫黄分析装置です。高周波誘導加熱炉方式の採用で燃焼コントロールを実現し、ソフトウェアとメンテナンス性を更にアップ。また、オートサンプラを搭載した省力化対応システムもご用意しました。

炭素・硫黄分析装置
EMIA-810W

純鉄・非鉄金属などの高純度金属や電子材料、セラミックス・セメントなどの無機物から、石炭・重油などの燃料に含まれる極微量の炭素・硫黄を超ワイドな濃度範囲で高精度に分析する装置です。昇温機能やサンプル挿入口自動開閉機構など優れた操作性で、効率的な高精度分析を実現しました。

酸素・窒素・水素分析装置
EMGA-930
酸素・窒素分析装置
EMGA-920

鉄鋼、新素材、触媒など最先端技術の開発に欠かせない元素分析を、高精度&スピーディに実現します。測定濃度のワイドレンジ(酸素〜5%[m/m]、窒素〜3%[m/m]、水素〜0.25%[m/m])や、精度(再現性)などユーザの要望を最大限に反映。扱いやすい操作性で、技術開発工程などの分析ニーズに応えます。


検査工程 材料中の微量元素を明確に。
CCDスキャニング
ICP発光分析装置
ACTIVAシリーズ™

溶液試料の分析や、材料中の微量元素の定量分析に幅広く活用されるICP発光分析装置。
ACTIVAシリーズTMは定評あるホリバ・ジョバンイボンの高性能分光器に、CCD検出器を組み合わせることで、今までにない高精度分析と高いフレキシビリティを実現しています。ICP発光分析の新時代を提供します。

ICP発光分析装置
(シーケンシャルシリーズ)
ULTIMA2

ICP発光分析装置ULTIMA2は高分解能分光器を内蔵し、ファーネス原子吸光の感度にも劣らない程の高感度で測定できます。分解能は0.005nm。プラズマ中のスペクトル線の自然幅は0.003nm程度であるため、分離できる限界に近い分離性能を誇ります。高精度分光器の使用で、スペクトル干渉を受けにくい感度の増加を実現しました。

マーカス型高周波グロー放電
発光表面分析装置(GDS)
GD-Profiler2

rf-GD-OES(GDS)分析装置は、Arプラズマにより試料をスパッタリングさせ、スパッタされた原子を原子発光させることで、元素分析を行う表面分析装置。
深さ方向の元素分析装置として、薄膜・めっき・熱処理・表面処理・コーティングなどの研究開発・生産技術・品質管理の分野などで、活用されています。非導電性試料でも表面分析が可能です。


排水監視

鋳造工程での冷却水排水に
HORIBAの分析計が活用されています。

最終製品の製造まで行う銑鋼一貫製鉄所では、鉄鉱石から鉄を取り出した後、一定の形状の製品に加工する作業を熱間・冷間圧延と呼び、設備冷却・加工品の冷却・洗浄などに大量の水を必要とします。その排水管理にHORIBAの水質関連の分析計が貢献しています。

排ガス監視

NOxの低減が求められるコークス炉で
的確に排ガスを監視します。