
6. おわりに
簡単に思われている接触式温度計でも、正しく温度を測ることは意外に難しい。放射温度計は放射率の補正や測定視野などの理解が必要で、使い方に注意が必要である。メーカとしてはできるだけ正しく使用してもらえるようにするための努力が必要である。今まで高価で手の届かなかった放射温度計も少しづつ身近になりつつある。少しでも多くの人に正しい使い方を理解した上で、新しい使い方、利用方法を発見して、有効に利用してもらいたい。今回製品化したシリーズがそのために役立つこと、また現在、短期間で1万台というヒット商品がさらにヒットすることを期待している。
参考文献
1)高見和夫:日本赤外線学会誌、4-2,14(1994)
2)赤外線技術、9、69、(1984)
3)JIS C 1612
4)野村俊行:HORIBA Technical Reports, 2, 57, (1991)
