三次元蛍光測定装置 Dual FL

概要

CCD検出器搭載により高速で三次元蛍光測定を可能にしたDual FL

特長

  • 低迷光を実現するダブル分光器を搭載したコンパクトシステム
  • 蛍光分光と吸光度の同時測定。デュアル検出システム。
    三次元蛍光マトリックスデータ(Excitation-Emission Matrix)における内部フィルタ効果(Inner filter effect)の影響を自動補正可能
  • 高感度CCD 検出器で、従来比約100 倍(当社)の高速にてデータ取得

カタログ

三次元蛍光測定装置 Dual FL


製造会社: HORIBA

アプリケーション

三次元蛍光測定(蛍光指紋)を用いた赤ワインの成分分析

食品には自家蛍光を含むサンプルが多く、食品化学の分野ではこれまでにチーズや植物油の酸化、有害物質の検出等に蛍光分光法が使われてきました。その理由に、蛍光発光が物質特異的であること、また高感度に検出が可能であることが挙げられます。
しかし食品由来の蛍光発光は単一成分由来であることはほとんどなく、通常複数成分が混ざり合った状態で観察されるため、複雑な発光を示します。

三次元蛍光測定(蛍光指紋)は、これらの発光情報を一度に測定できる簡便な方法です。また、得られた蛍光指紋情報にケモメトリクス解析の一つ、平行因子分解(PARAFAC)を行うことにより、重なり合ったピークを同じ発光挙動を示す成分に分離できます。PARAFAC 解析では、分離されたピークが蛍光指紋で表示されるため、視覚的に蛍光成分を評価できます。

PARAFAC 解析から得られた各成分の含有比率を下図に示します。
測定後、Inner Filter Effect(IFE: 内部フィルター効果)補正とレイリー散乱補正をした後、PARAFAC 解析を実施しました。
PARAFAC では、各成分の含有量情報がローディングとして表示されます。各ローディング結果を用いて各成分の含有比率を比較したところ、ワインの違いが示されました。赤ワインに含まれる複雑な発光情報を、蛍光指紋を用いて網羅的に取得できます。
また、蛍光指紋に含まれる蛍光色素分子の情報について、ケモメトリクス解析を行うことにより成分分離や成分比率推定を行うことが可能です。
Dual-FL の高速測定では、この三次元測定をわずか約1分で完了でき、解析へのデータ移行も簡単に行えます。

 

次のページでは上記内容を更に詳しく解説しています

[蛍光技術情報] 三次元蛍光測定(蛍光指紋)を用いた赤ワインの成分分析

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