赤外線フィルター

概要

赤外干渉フィルターは、各種の赤外透過材料を基板に用いて真空蒸着により非吸収性の多層膜を形成し、薄膜の干渉によって任意の波長のみを透過する単色フィルターです。弊社では膜構造の違いにより下記の種類のフィルターがございます。

Bandpass Filter

  • Narrow Bandpass Filter
  • Wide Bandpass Filter

特定の狭い波長範囲のみを透過するもので、Narrow Bandpass FilterとWide Bandpass Filterに区別されます。

Narrow Bandpass Filter

半値幅1%~10%の範囲のものでスパイク型とスクエア型がございます。

Wide Bandpass Filter

半値幅10%~90%の範囲のもので透過領域の広いフィルタです。

中心波長領域:2μm~15μm
通常サイドバンドの透過帯は除去してあります。

 

Long Wave Pass Filter

特定の波長以下をカットしたカットオンフィルタです。

カットオン波長:2μm~15μm
赤外領域でのダイクロイックフィルタとして使用されます。

 

Short Wave Pass Filter

特定の波長以下をカットしたカットオフフィルタです。

カットオフ波長:2μm~15μm
赤外領域でのダイクロイックフィルタ として使用されます。

製品ラインナップ

  • HC,CH4, CO, CO2, NH3, ARフィルター等ライナップを取り揃えております。
    必要なフィルターの仕様をお聞かせください。
  • サイズ:φ16㎜ ~φ20㎜及び3.4mm~6.4mm
    サイズに関しましてはご相談願います。


製造会社: HORIBA

アプリケーション

  • 環境計測機器

    衛星による地球温暖化現象のモニターでH2O, CO2, O3, CH4, N2O, N2O5, NO2, HNO3, HCN ,CFCを計測する際、IRフィルターが用いられます。
  • ガス計測機器

    NDIR方式によるHC, CO2,CO等のガス計測にIRフィルターが用いられます。
  • 放射温度計

    物体は温度に応じてある一定の波長の赤外線を放出しております。その赤外線の必要な波長を計測する為、IRフィルターが用いられております。
  • 炎検知機器

    炎検知機器は炎から発せられる赤外線を検知する機器で、常に発せられている赤外線の波長をカットする為、IRフィルターが使われております。
  • 人体感知機器(自動ドア、クーラー等)

    人体表面から発せられる1~10μmの波長の赤外線を検知する機器でIRフィルターは不要な波長をカットする為、用いられます。
  • FTIR計測機器

    Fourier transform infrared計測機器において必要な赤外線波長を検出する為、IRフィルターが用いられております。
  • IRカメラ

    物体から放出される赤外線をカメラにて検出する際にIRフィルターが用いられております。