製糖業界で旋光計が多く使われているようです。目的は何でしょうか。また着色した試料は測定できますか。

砂糖原料を農家から買い取る際にショ糖含有量を計測するのに使用されています。
次の工程は、原料からショ糖を分離精製することになりますが、何工程かに分けて分離精製していきます。
この各工程でショ糖濃度を計測するのに旋光計が使用されています。
最初の工程である原料(さとうきび、さとう大根等)を搾った直後の液を旋光計で測定することになりますが、この時点での搾汁液は、リンゴのスリ汁が直ぐに酸化して茶色くなるのと同じように直ぐに茶色く着色してきます。
着色が旋光度の値に変化は与えませんが、測定光が吸収されたり散乱したりして検出器への入射光が減少します。
このためノイズが多くなって旋光度の表示にバラツキが出てきます。
SEPA-500では検出信号処理回路にオートゲイン機能を搭載し、また信号の積算時間を任意に選択できるため、検出器への入射光量が10%程度まで低下する場合でも安定な測定ができます。