ラマン分光分析活用事例-PL測定

ラマン分光の光学系を改良することで、フォトルミネッセンス(PL)測定が可能となります。半導体材料のバンドギャップや不純物の測定・評価だけでなく、CNTのカイラリティー測定など、ラマン分光の応用範囲を広げることが可能です。JOBIN YVONが培ってきた回折格子・分光器・検出器といった光学技術を駆使することで、お客様に適したPL装置を製作することもできれば、個々の光学パーツのみやその組み合わせ等をカスタマイズ提案させて頂くことで、オリジナリティーのある分光測定をご提案することも可能です。レーザー励起であるPL測定だけでなく、ランプ・LED励起である蛍光測定・寿命測定等で培った技術・経験も合わせ、お客様のニーズに合わせたご提案をさせて頂きます。

PL測定によるバンドギャップ/不純物

SiC中の欠陥種とその分布

欠陥のPL発光を用いて、欠陥種とその分布評価を実現しました。

点欠陥に起因するバンド端発光の強度低下と、積層欠陥に起因する発光ピーク強度を評価することで、ウェハ面内の点欠陥と積層欠陥の分布を知ることができます。

カイラリティー/寿命

太陽電池の光電変換効率の向上

電子正孔対が再結合するまでの時間を、蛍光寿命装置で ナノ秒オーダで評価できます。

光電変換メカニズムは複雑で、その詳細を知ることは光電変換効率向上の研究において重要です。蛍光寿命光度計 DeltaFlexは、可視域から近赤外領域の蛍光寿命を測定でき、メカニズム解明に役立ちます。

カスタマイズ分光提案

近赤外(NIR)領域の高感度測定

新近赤外対応検出器を採用し、高感度蛍光発光・寿命測定を実現しました。

モジュール型蛍光分光光度計 Fluorolog-3 あるいはFluoroMax Plusでは、新近赤外域対応検出器を搭載することにより、1650nmまでの領域を高感度に測定可能です。蛍光分光測定だけでなく、蛍光寿命測定もできるなど、豊富な分光設計技術を活用し用途に応じたカスタマイズ装置のご提案が可能です。

蛍光分析・寿命測定

可視(VIS)と近赤外(NIR)の広範囲測定

一台で可視~近赤外域を測定できる装置をご提案できます。

従来は可視域専用機もしくは近赤外域専用機しかなく、可視から近赤外まで一台で測定可能な蛍光装置・蛍光寿命装置はありませんでした。LED材料・量子ドット・人口光合成・近赤外蛍光色素等の開発に必須の装置となっています。

試料ご提供: 東京工業大学 石谷教授