光化学アプリケーションノート

【光開裂反応】

時間分解発光スペクトルを使った光開裂反応の研究

保護(官能)基の選択は、有機合成や多官能姓分子の操作において多くの反応段階をうまく進めるうえで大変重要である。というは、望んでいない副生成物の形成や反応を防ぐことができるからである。光分解性官能基(保護基)が多くの効果を示す。たとえば、それらの脱保護と酸感受性/塩基感受性の官能基に関するオルトゴナル性に対して必要になる比較的ソフトな条件がある。彼らは、マテリアルサイエンスの分野、生物学的に重要な化合物の捕獲・放出、そして、合成有機化学において、多様な分子種に対する制御放出への応用を発見した。


【プラズモニクス】

銀ナノ構造によるタンパク質蛍光のプラズモン増強

金属表面に蛍光分子を結合させるとプラズモン効果が見られます。金属増強蛍光と言うこともあり、光物理学的特性の増強として使われています。例えばゾルーゲル誘導シリカや多糖膜といったホスト材料に、硝酸銀に光照射を行うことにより、金属構造をIn-situで作成することができます。こういった技術を用いれば、表面の増強装飾が制御でき、ラボ向けチップのアプリケーションが期待できます。その様子を、蛍光色素(FITC)で標識したタンパク質の蛍光観察により示します。


【一重項酸素】

色素ローズベンガルによって発生させた一重項酸素の蛍光寿命測定

一重項酸素の研究は、反応性の高い化学種として興味を持たれていた。多くは、例えば色素あるいはポルフィリンのような分子の光感作姓によって生成される。このように、酸素と光の存在下で、適切な光増感剤を選択することによって1O2は選択的に生成される。生物学的観点から、一重項酸素は細胞に損傷を与え、死に至らせる能力を持っている。このことから、光線治療(PDT:photodynamic therapy)における抗がん剤として利用されている。