科学分析向け高性能回折格子 

  • フランス・ロンジュモー(Longjumeau, France)にあるHORIBA Jobin Yvon SAS(HJY)において設計・製造されている高性能回折格子は,様々な科学研究の用途において重要な構成要素である。回折格子(グレーティング)は科学研究分野において,自然光,レーザ光またはシンクロトロン放射光の光源の分析,測定,調光に用いられる。本稿では,3つの主要な科学用途について,3つの異なる回折格子を種類別に説明する。すなわち,レーザパルス圧縮用回折格子,XUVシンクロトロン回折格子および,スペースフライト用回折格子である。

ジョバンイボンのコア技術
回折格子(グレーティング)とその応用

  • 回折格子(グレーティング)は,入射光をさまざまな波長に分散させる光学素子で,分光分析,多重化通信,レーザシステムなどの重要なコンポーネントとして利用される。この分野のパイオニアで,現在の世界的リーダーでもあるジョバンイボン社(JY)は,そのコアテクノロジーとして,新型グレーティングの製造に取り組んできた。本稿ではJYのグレーティングの特長とその光学分野への応用例を紹介する。

真空紫外用モノクロメータ 

  • ジョバンイボン社(JY)は,回折格子(グレーティング)の開発・生産で世界をリードする利点を活かして,シンクロトロン放射光研究施設向けに,最も革新 的な真空紫外用(VUV)モノクロメータを開発した。