ここが違う!レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2

広い測定レンジと精度保証


一般的に、測定レンジの広いことが特長のレーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置の中でも、HORIBA製レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2は、0.01 μm(10 nm)~5000 μm(5.0 mm)と非常に広いダイナミック測定レンジを持っています。そのため、下に示すようなさまざまな材料を1台で測定することができます。また、粉砕過程や凝集物の確認にも特にこの広いダイナミックレンジが活躍します。Partica LA-960V2は、この広いダイナミックレンジのほぼ全領域にわたって、1台1台出荷検査を実施しているため、すべての装置において精度が保証されています。


高精度、高感度で最小20 ナノの標準粒子測定を実現


Partica LA-960V2では、焦点精度の高いレーザ光に加え、短波長の LED 光源を用いることで、微粒子の検出感度を向上させています。 下に散乱パターンの例を図示します。 0.05 μm と0.07 μm という僅差の微小粒子の散乱パターンを比較しました。レーザ光(λ=650 nm)を照射した散乱パターンには、どの検出角度においても、差が顕著に得られません。しかし、LED(λ=405 nm)を照射すると、わずか20 nmの粒子径差にも関わらず、これほど明確な差が検出されます。これが、ワイドレンジ高精度測定を可能とする測定器に、波長の異なる光源を採用する最大のメリットです。 それぞれの光源による散乱光を測定毎にモニタし、検出器が効率よく配置されているため、0.01~5000 μm のダイナミックレンジがシームレスに測定できます。


試料注入から洗浄まで、わずか60秒の全自動測定



Point1. 優れた再現性

サンプリングから洗浄、データ表示を1分間以内で行うには、再現性の高い循環システムが最も重要な要素の一つ。分散媒注入用ポンプは標準装備されており、測定や洗浄時の注入はソフトウェア上の「注入」コマンドをクリックするだけで、瞬時に循環系が満たされます。 液面センサによって、指定した分散媒量を正確に注入します。

Point2. 高いパフォーマンス

ドレインには、効率良く循環系内すべてのサンプルや溶媒が排出されるように、配管の傾斜や曲がりを設計しているため、リンス効率が高く、スピーディかつ確実な作業が行われます。



微量測定


溶媒として、水系と有機溶媒系の両方を用いるときにも、ミニフローユニットを使用することが非常に有効です。 溶媒の種類を切り替える際には、コンタミを避けるために十分に循環系の洗浄(リンス)を行う必要があります。 特に、水系から有機溶媒系に切りかえる際は、完全に残留する溶媒がなくなるようにするために、 多大な時間と大量の溶媒を使用します。

ミニフローユニットを用いれば、水系をLA-960V2付属の循環系で循環させて測定し、 有機溶媒系で測定する際はミニフローユニットの循環系を用いて循環させて測定することができます。 こうすることで、水系と有機溶媒系の循環系を全く別の流路としつつ、同じ光学系を用いて測定することができ、 洗浄時間の短縮や洗浄用溶媒の削減に加えて、溶媒の差異による粒子径の変化などの把握にも役立てることができます。 また、有機溶媒での測定をミニフローユニットを用いることで、測定に使用する溶媒量を減らすこともできます。



さらに少量の試料測定や、試料を全量回収する場合、または分散媒を最小限に節約したい場合などにはバッチセルユニットが有効です。最少容量は5 ml で、10 ml と15 ml の容量のセルでは、スターラーによる試料の撹拌が可能です。




レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2