導入施設の紹介

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福岡県
ハーレー動物病院

院長 船津 敏弘先生

使用機器: グルコース測定装置
生化学測定装置 他

獣医療は「生まれたときから死ぬまで」の一生のお付き合い。
だからこそ飼い主さんの思いも含めた診療を心がけています。

Q1
ルーチン検査で血糖値を必ず測定していますか?
A1
当院では必ず測定するようにしています。
昔から血糖値はルーチン検査として含まれていました。糖尿病が疑わしければ血糖値を測定するというわけではなく、血液検査をする際には血糖値は欠かすことはできないと考えています。血糖値は代謝という体を維持する非常に大事なものです。そういった基本的な項目をチェックしていない状態で診断や治療を行うのは大変怖いと思います。 実際に、最初の血糖値は正常で、その後の血糖値が300mg/dlを超えてくるという症例もあります。治療過程の中でそういうことが時々見られるので、必ず測定するようにしています。
Q2
フィラリアのチェックの際にも血糖値を測定しますか?
A2
基本的に測定しています。フィラリアのチェックは1年に1回行っていますが、このときには基本的に健康な子が来院します。飼い主さんも健康だと思っていますが、他の項目をチェックしてみて実は・・・という病気の子がでてきます。そのときに飼い主さんにきちんと伝えられるのか、後に体調が悪くなってから伝えるのかで、飼い主さんの心象も異なってきます。そのため、フィラリア検査以外の項目も測定するようにしています。

検査台の様子

Q3
検査はどなたが行っていますか?
A3
基本的にVTが行っています。
検査を行う際には流れ作業となりますので、できるだけ次の検査に移りやすいよう簡単かつ微量で行えることが重要となってきます。特にルーチン検査の場合には、採血の際の常時の手順となるため、流れ作業の中にうまく組み込めないとVTに負担がかかってしまいます。
Q4
院内検査を多く取り入れていらっしゃいますが、院内検査を行う上で何が重要とお考えですか?
A4
診断を早く行うことができ、治療につなげることができるというのはもちろん重要ですが、飼い主の方に病状をすぐに説明できるというところも重視しています。
5分が待てないという飼い主さんも中にはいらっしゃいます。そういった飼い主さんにもきちんと病状をお伝えしてから治療にあたることができるよう、院内検査を充実させています。ただ、院内検査を充実させても、検査結果が迅速にでなければ結局「再度来院下さい。」とお伝えしなければなりません。そのため、検査装置自体にも正確さだけではなく、迅速さが求められます。
Q5
船津先生が治療を行ううえで、常に気をつけておられることはありますか?
A5
獣医療は動物が生まれてから死ぬまでのお付き合いとなります。子犬を連れてこられて最初に診たときから、その子が最後を迎えるまで診ることもあります。最初は幸せいっぱいといった感じで当院に来られた飼い主さんも、最後には複雑な思いの中来院されます。そういった気持ちも含めて治療に携わることが重要だと考えています。
施設インフォメーション
編集後記

動物の負担にならないようにと採血器具も手作りされ、必要な血液量だけを採血できるようにしているとのこと。飼い主さんの気持ちに寄り添う重要さがお話の中でも随所に出てきており、笑顔の素敵な優しさあふれる船津先生らしいなと感じました。

(2013年1月取材)

※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。

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