導入施設の紹介

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岐阜県
夜間救急動物病院

獣医師 杉浦 陽介先生

使用機器: グルコース分析装置
生化学測定装置  他

夜間救急動物病院で使用する装置だから、起動時間・測定時間が短く、簡便であることが重要です。

Q1
夜間救急動物病院では、至急の対応が求められることが多いと思いますが、装置に求められることは何でしょうか?
A1
重要なのは4点で、起動時間が短いこと、測定時間が短いこと、微量で測定できること、操作が簡便なことです。簡便というのは、検体の準備(前処理)を含めて、人の手がかからず使用できるという意味です。緊急のときに、遠心分離や、希釈、試薬を入れて反応させるなどの余裕はありません。必要な情報をすぐに読み取れる迅速さが求められます。
特に子猫やフェレットは、体が小さいため、採血量も限られます。採血量が少なくなると、負担が軽くなるので、全血微量で測定できることが重要です。
また、夜間救急では血液検査が0件のときもあります。そのような場合でも、起動に時間がかかる装置は、診療時間前に使える状態にしておかなければなりません。必要なときに、すぐに起動し、すぐに測定できれば、毎回の準備がないため、ランニングコストも抑えられます。
Q2
夜間救急動物病院では非常勤の先生や看護師にもご協力いただいていると伺いました。装置を扱っている方は獣医師ですか?
A2
忙しいときには獣医師も行いますが、基本的には、動物看護師が装置を扱っています。当院に協力してもらっている動物看護師は、3年以上の実務経験があります。そのため、一般的な動物病院で使用されている装置は、ほとんど扱えます。ただ、非常勤の動物看護師で、勤務先では使っていない装置もあります。その場合は、夜間救急動物病院のスタッフが使い方を教え、覚えてもらいます。そのため、使い方が簡単で、扱いやすい必要があります。

病院内検査エリアの様子

Q3
どのような症状の時に血液検査をしますか?
A3
子犬、子猫で低血糖の疑いがあるときや、尿糖が出ているような糖尿病治療中の患者が来たときなどには、採血し、血液検査をします。
Q4
グルコースはどのようなときに測定しますか?
A4
採血した場合には必ず測定します。グルコースを除いて血液検査をするケースはまずないです。一般的な血液検査をする場合、項目として腎パネル、肝パネル、蛋白(T-pro)、血糖値は必ず測定します。
それ以外の血液検査に関しては、症例に応じてカルシウムやアンモニアなどを獣医師が判断し、追加していきます。
Q5
グルコース分析装置にはどのようなことが求められますか?
A5
より簡便で、測定時間、起動時間ともに短いことです。特に血糖値は、生化学検査の項目の中で、唯一といっていいほど頻回に測定する項目です。
簡便で、起動時間、測定時間が短ければ、すばやく診断をくだし、治療に取り掛かることができます。
施設インフォメーション

(2011年11月取材)

※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。

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