導入施設の紹介

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京都府
上林動物病院

院長  上林 譲先生
看護師 平嶋 純子様

質の高い医療を出来るだけ安価に

使用機器: グルコース分析装置

急変しやすい動物だからこそ、その場で検査してすぐに治療することが必要です。

Q1
院内検査を多く実施されている理由は何でしょう?
A1
検査後すぐに治療に取りかかることができます。人間では薬を出して1、2週間様子を見ましょうという治療もできますが、動物ではそうはいきません。動物の場合は乳幼児と同じで、容態が急変しやすいので、リアルタイムに治療することが必要です。
Q2
血糖はどのようなときに測定しますか?
A2
採血した場合には必ず測定します。スクリーニングの項目の1つとして血糖値を必ず測ります。
Q3
毎日どれくらいの血糖測定を行いますか?
A3
毎日20検体くらいは確実に測定しています。多いときには1日で30検体測定します。
Q4
グルコース分析装置にはどのようなことが求められますか?
A4
全血かつ微量で測定できることが求められます。また、生化学の装置と相関が取れていることも必要です。
糖尿病など頻繁に採血して測定する場合、当院で使用している生化学の装置では、1回測定するために最低でも0.5ccの血液量が必要となります。しかし、その量は1kg以下の小動物にはかなりの負担となります。
また、診断の参考とする際には生化学の装置とデータの相関が取れていることも重要となります。SMBG(自己血糖測定装置)は全血かつ微量で測定できますが、生化学の装置と比較した際に値が低く、相関が取れませんでした。
Q5
院内検査は、どのように役立っていますか?
A5
糖尿病に関しては、薬の量を検査結果からコントロールするので頻繁に測定でき、かつすぐに結果が分かることは治療に大いに役立ちます。
私のモットーにもあるように、飼い主の方の負担が少しでも軽くなるよう、日々の治療を行っています。検査センターに依頼するよりも院内で検査するほうがコストもかかりません。
また、検査結果が出るのに1時間かかる甲状腺等ホルモン関係の検査を除き、結果をすぐにお知らせできるのも院内検査のメリットです。

動物病院内検査エリアの様子
施設インフォメーション
編集後記

「院内でわかるからこそ治療できる。」院内装置が充実しているのを拝見すると、そうおっしゃる院長先生の言葉がよくわかりました。特に動物は人よりも悪化のスピードが速く、すぐに治療できるような体制をとられているのだと思います。私たちも病気になると病院で検査をされますが、動物も同じ。しっかり検査してくれるのは、安心ですね。

(2011年4月取材)

※掲載している情報は取材時点のもので、現在とは異なる場合がございます。

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