Testing | ビークル
車両試験

排ガス試験や燃費試験に、“老舗”だからこその信頼のシステム
HORIBAブランドの排ガス計測機器やシャシダイナモメータを中心に、各種関連機器を計測システムとして統合。システム制御やデータ計測だけでなく、試験パラメータ・測定データの一括管理や解析、試験設備および各種ユーティリティの維持管理まで、自動車・エンジン開発に不可欠な排ガス試験をトータルサポートします。乗用車排出ガス・燃費試験の国際基準(WLTP)や米国CFR part 1066など、グローバルな最新排ガス認証試験方法に対応し、高精度かつ高再現性の排ガス試験・燃費試験を実現します。
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンをはじめ、あらゆる種類のエンジンの排ガスを連続同時測定し、エンジンや触媒の開発効率向上に貢献します。サンプリング方法や搭載分析計を、計測目的にあわせた幅広いラインナップから選択することが可能です。
量子カスケードレーザ赤外分光(QCL-IR)法を採用し、窒素化合物ガス4成分(NO、NO2、N2O、NH3)を高速かつリアルタイムで測定します。尿素SCR、リーンNOxトラップ(LNT)、連続再生式トラップ(CRT)など後処理システムの研究開発に最適です。
自動車からの排ガスを大気で全量希釈し、希釈排ガスの一部をバッグに比例サンプリングする装置です。排ガス測定装置との組み合わせによる各ガス成分の質量計測や、トンネルシステムとの組み合わせによるPM計測に最適です。
エンジンから排出される固体状粒子のうち、一定の粒径範囲の粒子数(PN)を高精度かつリアルタイムで測定します。ラボ間の移動・移設が容易なコンパクト設計で、研究開発から認証試験まで、幅広く対応します。
PFS-ONEはPM捕集フィルタを管理・秤量し、捕集質量を計算するだけでなく、計測環境までも管理することによって、最新規制で求められる秤量プロセスに対応し、信頼性の高いデータの取得やエンジン開発の効率化をサポートします。
シャシラボ内で路上走行時の状態を正確に再現します。据え付けが簡単なモジューラ式の4WD・2WD車向け48インチのシングルロールダイナモメータです。ACモータ出力とローラ慣性量を設定することで、多様な車種の駆動力や車速を高精度に計測できます。
最新の排ガス規制とRDE再現に対応したテストオートメーションシステムです。完成車両の排ガス試験の統合化を実現し、3rd Partyを含む計測機器の制御、車両データ収集、設備の起動から終了、試験データ解析まで、日々の研究開発業務をトータルサポートします。