Q1. 至急、測定する必要があるのですが、本現象を回避する方法はあるのでしょうか?

A1-1. LAQUAact [D-74] 電気伝導率測定値の誤差の回避方法

本現象はCH2(電気伝導率測定用チャンネル)のセル定数を再度設定いただくことで回避できます。
ただし、CH1(pH・ORP用のチャンネル)を再度設定し、CH2の設定を実施しないと本現象が発生しますので、CH1を再設定される場合は、CH1の再設定後に必ずCH2のセル定数も再設定をお願いします。

【参考資料】

セル定数設定資料_取扱説明書抜粋
 

A1-2. ISFET pH電極使用時のpH値の誤差の回避方法

本現象は温度補償※の設定をMTC(任意温度補償)に変更することで回避できます。
ただし、MTC設定の場合、サンプル温度を任意で入力する必要がありますので、温度計などを用いて試料温度を測定する必要があります。

※温度補償とは、試料の温度による電極の感度変化を補正する機能です。
校正時には、温度による標準液のpH値変化も補正しますが、サンプル測定時は、温度によるサンプルのpH値変化の補正は行いません。

【参考資料】

MTC(任意温度補償)設定資料_取扱説明書抜粋


Q2. 本ソフトウェア更新・修理は無償なのでしょうか?

A2. 本現象に関する対象品に対して、無償で承ります。


Q3. 複数台を所持していますが、何度も受付フォームに記入しないといけないのでしょうか?

A3. 送付先が同一の場合は、別々にご記入いただく必要はありません。

複数台お持ちの場合は、受付フォームの『製品について』の欄に代表1台分の情報をご記入いただき、同フォームの『ご連絡事項』の欄に、残りの台数分の製造年月と製造番号(D-74の場合)、HGS.No(ISFET pH電極の場合)をご記入ください。

弊社より台数に応じた専用梱包箱をお客様にお届けします。お手数ですが、正確な台数をお知らせくださいますようお願いいたします。