スクリーン、TOWAと共同出資会社を設立

1999年3月16日


大日本スクリーン製造株式会社(本社:京都市/社長:石田 明氏)、TOWA株式会社(本社:京都市/社長:坂東 和彦氏)と当社の3社は、共同出資により新会社「株式会社サーク」を4月2日に設立し、半導体・電子機器関連の中古装置をリサイクルする事業に進出します。

半導体業界においては、長引く半導体不況からようやく薄日が差し込んできたとはいえ、技術の進展とともにますます重要になりつつある次世代製造装置は、依然として本格的な大型投資につながらない状況です。

このようななか、既存の生産設備の増強あるいは入れ替えの投資については、最先端の装置でなく中古再生装置で賄いたいというニーズが高まりつつあります。品質の保証、保守パーツの供給、アフターサービスなどの装置メーカーのサポートによって、中古再生装置の利用はユーザーの投資負担を大幅に軽減しかつ生産を強化できるものと注目されています。
また、これまで国内ユーザーの設備投資は装置の買い取りが通常でしたが、投資資金を抑制した設備調達の1つとしてオペレーション・リースの採用が検討されつつあり、将来のリースアップ後の装置転売ビジネスが盛んになると予想されます。

一方、用途を全うした装置の大半が産業廃棄物として処理されていることに対して、装置メーカーは環境管「ISO14001」の面からその在り方を見直しし、省エネルギー、資源の再利用、リサイクルなど環境との調和が不可欠となってきています。国内での中古再生装置の市場規模は、顕在化しているものだけで年間50億円、潜在的な需要を含めると年間100億円から200億円と見込まれています。

この度の新会社は、このような中古装置を取り巻くニーズや市場環境に対応したもので、京都に本社を持つ3社(大日本スクリーン製造(株)、TOWA(株)、(株)堀場製作所)が発起人となってグループ運営を図り、3社の技術力、販売網やサービス網を最大限に活用して、再生・改造した中古装置を市場に提供していくものです。これにより幅広いユーザーニーズに柔軟に対応できると同時に、装置メーカーから中古装置が買えるという安心感を訴求でき、シェアの拡大を目指します。

操業開始時には、主に半導体製造装置を取り扱いますが、排気ガス測定・分析装置、医療用機械器具、精密金型、電子部品用生産・検査装置など順次対応製品を増やしていきます。

今後、他の装置メーカーにも参画・協力要請を働きかけ、企業間のネットワークを拡大し、中古装置専門会社として積極的に展開するとともに、他の中古販売会社・商社・リース会社との資本提携、業務提携などを推進していきます。


参考資料

<会社の概要>

  1. 社名:株式会社サーク
  2. 本社所在地:〒601-8033 京都市南区東九条通南石田町5
    Tel:075-693-4630 Fax:075-693-4615
  3. 資本金:8,000万円
    (内訳)
     大日本スクリーン製造株式会社 4,800万円 60%
     TOWA株式会社 1,600万円 20%
     株式会社堀場製作所 1,600万円 20%
  4. 設立日:1999年4月2日
  5. 業務開始予定日:1999年5月1日
  6. 役員構成

    会長 羽田 運男(非常勤)
    大日本スクリーン製造(株)専務取締役

    代表取締役社長 北林 智之〈常勤)

    取締役 石田  明〈非常勤)
    大日本スクリーン製造(株)取締役社長

    取締役 堀場  厚(非常勤)
    (株)堀場製作所 取締役社長

    取締役 坂東 和彦(非常勤)
    TOWA(株)取締役社長

    取締役 辻  勝也(非常勤)
    (株)堀場製作所半導体システム統括部 統括部長

    取締役 三宅 重樹〈非常勤)
    TOWA(株) 営業本部 副本部長

    監査役 竹下  治(非常勤)
    大日本スクリーン製造(株)取締役
  7. 社員構成
    初年度8〜10名、2年目15〜20名、3年目25〜30名を想定。
    初年度、3社から管理職レベルの人材を1名ずつ、一般社員は業務内容と量に合わせて各社から出向。
  8. 主な事業
    半導体・液晶・プリント回路製造装置、排気ガス測定・分析装置、医療用機械器具、精密金型、電子部品用生産・検査装置などの中古装置・新古装置の下取り・再生・改造・販売・アフターサービス、部品のリサイクルおよびサービスパーツの販売。
  9. 売上目標
    初年度5億円。
    第2期11億円、第3期(2002年3月期)には21億円を目指す。