Jobin Yvon
200 Years
Anniversary

現ホリバ・フランス社、“ジョバンイボン”が創業200年を迎えました。
ジョバンイボンブランドが200年という長い歴史を歩んでこられたことについて、ステークホルダーの皆さまに改めて御礼申しあげます。

ジョバンイボンについて

ジョバンイボンは、1819年にフランス最古の灯台「コルドゥアン灯台」に使用された世界初のフレネルレンズの製造に成功したことを機に創業し、以来、光を波長別に分散させる「分光」の世界をリードし、光を応用した分析分野の最前線で活躍してきました。現在、ラマン分光分析装置をはじめとするジョバンイボンの技術を搭載した製品は、新素材開発や、エネルギー、ライフサイエンス、宇宙まで、様々な分野の研究開発機関で広く活躍しています。

当社は今後も、長年培ってきたジョバンイボンの技術と、当社が保有する豊富なコア技術群を組み合わせ、お客様の課題を解決する新たな価値を創造してまいります。

 HORIBA Grating Technologies

 English Website

HISTORY 

NEWS & EVENTS

展示会や各種イベント情報をお知らせいたします。詳しくは下記リンク先を閲覧ください。

MOVIE

HORIBA Leader’s Voice – Scientific Instruments & Systems
堀場製作所 代表取締役社長 足立 正之、ホリバ・フランス社 社長 James Thépot インタビュー映像

HISTORY

分光器の世界的な代名詞ともいえるジョバンイボンが歩んできた200年。
1819年の創業以来、分光分野の最前線で活躍し続けてきたジョバンイボンの歴史は、まさに光学分野の技術革新の歴史といえます。

  • 1819
  • 1923
  • 1960
  • 1968
  • 1985
  • 1997
  • 2000
  • 2004
  • 2016
  • 2017
  • Jobin Yvonの前身である光学機器メーカーMaison Laurent社設立

    ジョバンイボンの前身である光学機器メーカー
    Maison Soleil社設立

    フランスの著名な科学者であるJ.B.Soleilがパリにジョバンイボンの前身であるMaison Soleil社設立。
    ヨーロッパにおける最も古く伝統ある光学機器メーカーとなる。

  • Jobin Yvon(ジョバンイボン)社設立

    Jobin Yvon(ジョバンイボン)社設立

    当時、共同で事業の経営を担っていたAmédée JobinとGustave Yvonの名にちなみ、Jobin Yvon社設立。

  • 機械切りグレーティング製品化に成功

    機械切りグレーティング製品化に成功

    従来のプリズムにかわる分光要素として注目されていたグレーティング(回折格子)の製品化に成功。
    グレーティングに刻線する装置(機械切り装置)を開発し、自社製のグレーティングを分光器に装着して販売を開始。

  • ホログラフィックグレーティング製作に成功

    ホログラフィックグレーティング制作に成功

    当時世界の主流であった機械切りグレーティングに代わるホログラフィックグレーティングの制作に成功。
    従来不可能と考えられていた高密度刻線数 (3000〜5000本)のグレーティングの製造を実現し販売を開始。

  • パルスレーザ圧縮用グレーティングを開発

    ホログラフィックグレーティングの応用により、パルスレーザ圧縮技術の実現に貢献

    ホログラフィック露光技術により、溝間隔と深さを最適化することにより、高回折効果を実現。

    ※ 出力の短いパルスレーザーをグレーティングで引き伸ばし、光増幅器で増幅後、再度、グレーティングでパルス幅を圧縮する技術。これにより、後にレーザーの強度を1000倍に向上させることに貢献。
    (参考)ホリバ・フランス社のグレーティング
    http://www.horiba.com/jp/corporate-news/news/article/58453/

  • HORIBA Jobin Yvon 誕生

    HORIBA Jobin Yvon誕生

    ジョバンイボンとそのグループ会社がHORIBAグループの一員となる。
    グループのネットワークを活用し、グローバルな販売・サービス体制の拡充を図る。

  • 誘電体多層膜グレーティング(MLD)を開発

    誘電体多層膜グレーティング(MLD)を開発

    反射効率を高め、かつ従来よりも高い耐久性をもつ誘電体多層膜グレーティングの開発に成功。

    ※ ある特定の波長を基準として、その長波長側だけを通したり、逆に反射したりすることができる光学薄膜の積層体。

  • 不等溝深さグレーティング(VDG)を開発

    不等溝深さグレーティングを開発

    光を当てる場所を変えることで効率分布を変化させることのできる、不等溝深さグレーティングの開発に成功。

    ※ 溝の深さが一定ではなく、溝方向に沿って変化しているため、光を当てる場所を変えることにより、効率分布を変化させることができるグレーティング。

  • メートル級ホログラフィックグレーティングを開発

    メートル級ホログラフィックグレーティングを開発

    新たに立ち上げた大型グレーティング製造施設でメートル級ホログラフィックグレーティングの開発に成功。
    広帯域にわたり高回折効率を実現。

  • メートル級ホログラフィックグレーティングを開発

    ホリバ・フランス社へ社名変更

    当時、自動車計測システム機器、環境・プロセスシステム機器の販売を担っていたホリバ・フランス社と合併し、新制「ホリバ・フランス社」として社名変更。