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一重項酸素は細胞にダメージを与え破壊する能力を有するため、光線力学的治療(PDT)において抗がん剤としての活用が期待されている。一重項酸素(1O2)を発生させるには、ローズベンガルやメチレンブルーのような色素(光増感剤)を使用する。これらの色素分子の三重項状態は、一重項酸素と三重項酸素とのエネルギー差とほぼ等しい励起エネルギーを持っている。そこでこれらの色
素をレーザ等により光励起し、項間交差により三重項状態に移行させる。この三重項状態の色素が三重項酸素と衝突すると電子とエネルギーの交換が起こり、色素が基底状態に戻ると同時に、三重項酸素が一重項酸素に遷移する。このような励起方法は光増感法と呼ばれている。  


一重項酸素(1O2)の生成に関しては、これまで環境という視点から化学的・分光学的な関心が寄せられてきましたが、近年1O2の生物学的効果に関する研究が盛んになりつつある。
1O2を使った抗がん剤や光線力学治療といった応用への期待が高まっているが、そのためには1O2発生のメカニズムを詳細に解明することが必要となる。
1O2は蛍光を示すことが知られており、その発光は近赤外領域の1280nmとなる。
本アプリノートでは、近赤外域測定に適した装置Fluorologを用いて、1O2の発光を高感度に測定した例を紹介する。


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