水のプロセス

河川や湖沼などの水源は、「上水」として人の生活を支える重要な存在となります。
飲み水としての水質管理では、より高感度な濁度計をはじめ、高精度な測定機器が求められます。HORIBAでは、工業用水質計で培った水質測定技術をベースに、より高感度な上水用水質計ラインアップや、河川や湖沼など、環境の現場で必要となる測定機器をパッケージ化した水質モニタリングシステムなど、多様な計測システムを提供しています。
水が活用されるプロセスでの最適な水質管理に対応しています。
上水や水源の水質管理にラインアップで応えています。

たとえばこんなプロセスで。※プロセス図をクリックすると拡大します。
pH計 HP-200
取水原水のpH、凝集混和池のpH調整・管理、ろ過水のpH管理に使用できます。連続式の超音波洗浄器を付属していますのでpH電極の保守作業を軽減します。


残留塩素計 HR-200
ろ過水塩素注入後の遊離残留塩素の測定に使用できます。電極表面はビーズ洗浄と電気化学洗浄の併用により常に清浄な状態を保ち、長期安定測定が可能です。
取水原水の電気伝導率の測定に使用できます。交流4電極法を採用していますので、電極表面の汚れ影響を受けにくく、広範囲の測定が可能です。ろ過水などの低電気伝導率測定用には、交流2電極法を選択できます。

濁度計 HU-200TB
[感度]0.01度
原水、沈殿池の濁度管理に使用できます。2度から1000度フルスケールまで広範囲の濁度測定が可能。独自の2光源透過散乱法とワイパー洗浄により長期間安定した測定が行えます。
高感度濁度計
HU-200TBH
[感度]0.001度
配水池など、ろ過水の低濁度管理に使用できます。高輝度白色LED光源を採用し最小分解能0.001度の測定が可能です。

レーザ式濁度計
HU-200LT/200LP
[感度]0.0001度
配水池など、ろ過水や膜ろ過水の精密濁度管理に使用できます。レーザ光源を採用し、測定分解能0.0001度の高感度な濁度測定が可能です。微粒子カウンタ付は、クリプトスポリジウム菌などの微生物を微粒子の個数として測定が行えます。

自動水質測定装置
TW-100
上水施設や上水管・給水管末箇所に設置し、水質をモニタリングするシステムです。検査項目(濁度・色度・残留塩素・水圧)を自動監視し、上水の安全・安心をサポート。無試薬測定・容易な点検維持管理で、自動監視に最適です。
◆4線式
上水から排水処理まで、水処理のあらゆるプロセスに対応する屋外設置型の水質測定器。11機種をラインアップ。
◆2線伝送方式
一般排水監視から大規模な生産プロセスまで広範な分野に対応する屋外設置型の水質測定器。6機種をラインアップ。


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