[報道発表] 掲載内容は発表日時点の情報です。

“国際サンゴ礁年”の2008年のカレンダーは“サンゴ”

2007年11月30日


環境分野を中心とした計測機器の総合メーカーである(株)堀場製作所(本社・京都市)は、来年の『世界サンゴ礁年』にちなんで、地球環境をテーマに独自に制作しているカレンダーのモチーフを“サンゴ”としました。この企画は、阿嘉島臨海研究所(沖縄県)の大森信先生の発案によるもので、日本を代表するサンゴ研究者のご協力のもと、計380種類のサンゴを毎日にあしらいました。環境省が推進する日本での国際サンゴ礁年の取組みのキャッチフレーズ「知ろう、行こう、守ろう」の、まずは“知ろう”に、サンゴカレンダーで活動に参加し、地球環境を映すサンゴに関心を持ってもらいたいと願っています。

“海の森”と呼ばれるサンゴ礁も含む“海”においても、大気同様に地球環境の悪化から生態系が危機に瀕しています。サンゴ礁は、熱帯雨林とならび、地球上で生物多様性が高い場所の一つです。しかし、温度や水質の微妙な変化に影響されやすいため世界的に衰退傾向にあり、このままだと今世紀中に世界中のサンゴ礁の資源の大半が失われる可能性があると指摘されています。

■地球上の貴重なサンゴ礁を守るために
1992年の国連環境開発会議(地球サミット)において採択された「アジェンダ21行動計画」で、サンゴ礁保護の重要性が強調され、衰退に歯止めをかけ回復させることを目的に、国際サンゴ礁イニシアティブ (International Coral Reef Initiative: ICRI) が1994年に設立されました。

http://www.icriforum.org/

■サンゴ礁を「知ろう、行こう、守ろう」
 来年は『国際サンゴ礁年

来年2008年、『国際サンゴ礁年』として、世界レベルでたくさんの人にサンゴ礁についての理解を深めてもらうための普及啓発活動や、NGO・行政・研究者・企業そして市民が連携したサンゴ礁の保全活動がICRIを中心に行われます。

http://www.iyor.jp/

なお、日本とパラオ共和国が、昨年から今年6月までICRIの議長国を担当し、『国際サンゴ礁年』開催に向け主導してきました。

■環境計測機器メーカーが独自に作る 環境カレンダー
環境計測機器メーカーの当社は、ICRI設立と同年の1994年、地球環境について考えるヒントの一助になればと、生命・環境をテーマにしたカレンダーの独自制作を始めました。
鳥の卵や絶滅危惧種など毎年モチーフを変え、地球上の生命の大切さを訴えています。360以上を一堂に集めた図鑑がないモチーフもあり、めずらしい資料として関心を持たれることもあります。

■環境カレンダーで当社も広報・啓蒙活動に参加
ICRIの活動にも参画されている、阿嘉島臨海研究所(沖縄県)所長の大森信先生のご発案で、当社の来年のカレンダーのモチーフを、『国際サンゴ礁年』に合せて“サンゴ”としました。
大森先生の紹介で、我が国を代表するサンゴの研究者の協力で380種類のサンゴを掲載することができました。

阿嘉島臨海研究所 (http://www.amsl.or.jp/)


温度や水質の微妙な変化の指標であり、美しいサンゴ礁は健康な海のシンボルでもあります。上記先生からのご協力による生態(海中)写真によって日本近海の造礁サンゴを中心に紹介しています。そして、『国際サンゴ礁年』のロゴと説明文を入れて広報・啓蒙活動に参画しています。
この“サンゴ”を扱いました環境カレンダーを、一般の方へ1本1500円にて販売いたします。
『国際サンゴ礁年』と同じ来年2008年、京都議定書に定められたCO2排出削減がいよいよ始まります。地球環境を、ひいては環境保全を考えるきっかけにこのカレンダーが一助となれば、環境分野に長年携わっている当社としましては幸いです。

■阿嘉島臨海研究所(沖縄県)所長 大森信先生よりのメッセージ
地球全体でサンゴ礁が生み出す富は年間3億7500万ドルにおよぶと言われ、熱帯地方では1億人を越える人びとがサンゴ礁の恵みを受けて暮らしています。
そのサンゴ礁が今、人間活動が原因の汚染や陸地の開発や白化現象などによって急速に失われています。この状態を変えることができなければ、2100年ごろにはほとんどなくなるだろうという悲観的な見方さえあるほどです。
サンゴ礁には様々な生物がすんでいます。太平洋インド洋でサンゴ礁をつくるイシサンゴ(造礁サンゴ)だけでも約800種が知られています。十数年前にはサンゴはほんとうに石だと思っていた人がかなりいましたが、イシという名前がついていてもサンゴは動物です。これら多くの種類の動物が豊かに育ってこそサンゴ礁の生態系は健全に維持されるのです。世界中の人たちがサンゴ礁についての理解を深めることを目的に、2008年を『国際サンゴ礁年』にすることが決まりましたが、その保全活動の一環として制作されたこのカレンダーにはイシサンゴだけでなく、ソフトコーラルや宝石サンゴまでいろいろなサンゴが含まれていて、海にはこんなにいろいろなサンゴがいるのかと、驚かされるでしょう。

■2008年HORIBAカレンダー
体裁:縦75cm×幅52cm(B2サイズ)、カラー4色刷、13枚
価格:1,500円(税込み)×本数 プラス 梱包発送費として1回500円
販売開始:12月5日
お問い合わせ:tel.075-313-8121
   (コーポレートコミュニケーション室)