QExtra CCD検出器

概要

CCDには、大きく分けて2つのタイプがあります。Front-IlluminatedタイプとBack-Illuminatedタイプです。

Front-Illuminatedタイプの場合、光は、ゲート構造を通して光を検出するために、高い量子効率はえられません。しかし、エタロニング効果は発生しません。Back-Illuminatedタイプは、光をゲート構造のある反対側から検出するため、高い量子効率が得られます。しかし、素子は非常に薄くする必要があり、そのために、特に近赤外領域で、エタロニング効果が発生します。

BIDD(Back-Illuminated-Deep-Depletion)CCタイプは、量子効率をあげ、エタロニング効果を減らすために、多層膜コーティングを施しております。QExtraは、反射防止多層膜コーティングを行い、量子効率のさらなる改善と、エタロニング効果を極限まで下げる技術です。広い波長領域で優れた量子効率を持ち、エタロニングを抑えたQExtraは、UV領域から近赤外領域の測定において、威力を発揮します。
今回、電子冷却タイプと液体窒素冷却の2タイプが発売されました。

特長

  • 広い波長範囲で高い量子効率
  • エタロニングを極限まで低減
  • 電子冷却タイプは、-75℃まで素子を冷却、ダークノイズは、0.01e-/pixel/s
  • 液体窒素冷却タイプは、-140℃まで素子を冷却、ダークノイズは、2e-/pixel/hour
  • USB2.0インターフェースを搭載
  • 入出力トリガは、ユーザプログラマブル

製造会社: HORIBA

仕様

CCDグレード

ADC分解能

16ビット

ADCリードアウトスピード

20KHz&1MHz

リードノイズ

4 ~16 electros r.m.s 電子冷却タイプ
4 ~20 electros r.m.s 液体窒素冷却タイプ

ゲイン

ソフトウエアで3つのゲインを設定可能

ノンリニアリティ

0.4%以下@20KHz、1%以下@1MHz

ダークノイズ

0.01e-/pixel/s 電子冷却タイプ
2e-/pixel/hour 液体窒素冷却タイプ

冷却温度

-75℃ 電子冷却タイプ
-140℃ 液体窒素冷却タイプ

無反射(AR)コーティング石英ガラス
MgF2コーティングも可能

インターフェース

USB2.0

プログラマブル入力

1

プログラマブル出力

1

信号入力(電流または電圧)

16ビットADC

I2Cインターフェース

可能

Software Development Kit

オプション

LabVIEW Vis

オプション

1024x256 Symphny BIDD QExtra 仕様(英語版)

1024x256Synapse BIDD QExtra 仕様(英語版)

測定原理

BIVSとBIDDの比較

近赤外領域で、Back-IlluminatedタイプのCCDは、エタロニングが発生します。BIDDタイプは、エタロニング効果が抑えられています。

 

イメージングでも、Back-Illuminatedタイプは近赤外領域でエタロニングが発生します。BIDDタイプは、エタロニング効果が抑えられています。

 

 

ダウンロード

お問い合わせ

価格は仕様により異なりますので、別途お見積もりいたします。「見積・資料・お問い合わせ」よりお申し込みください。

カスタマーサポートセンターでは、お電話でも製品の技術的なご質問や仕様のご相談を承ります。

株式会社 堀場製作所
カスタマーサポートセンター

フリーダイヤル 0120-37-6045
受付時間:
9:00~12:00/13:00~17:00
月曜日~金曜日(祝日をのぞく)

[年末年始に伴うお知らせ]
2019年12月28日(土)より2020年1月5日(日)までの間は、年末年始に伴いカスタマーサポートセンターの業務を休業させていただきます。あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。