ビタミンE(Vitamin E)は、脂溶性ビタミンの一種で、ビタミンの中でもっとも抗酸化作用が強く、老化防止にきくビタミンとして有名です。ビタミンEは、トコフェロール(Tocopherol)とも呼ばれています。このトコフェロールと酢酸のエステルである酢酸トコフェロールはビタミンE誘導体で、医薬品、化粧品、食品、飼料など、疾病の治療、栄養の補給、食品添加物の酸化防止剤として広く利用されています。ビタミンの大きさってどれくらいなんでしょうか?

酢酸d-α-トコフェロールの粒子径分布

Figure 7 酢酸d-α-トコフェロールの粒子径分布
Figure 7 酢酸d-α-トコフェロールの粒子径分布

ここでは、ビタミンE誘導体*5の1つである酢酸d-α-トコフェロールを水溶液に分散して測定ました。その結果は平均径で45 nm。わずか45nmですが、いくつかの酢酸d-α-トコフェロール分子が集まった粒子と考えられます(Figure 7)。

*5 酢酸d-α-トコフェノール10%可溶化液(粘度1.6 mPs・s):(エーザイフード・ケミカル株式会社様ご提供)

酢酸d-α-トコフェロールの分子構造

酢酸d-α-トコフェロールの分子構造(出典:フリー百科事典「Wikipedia」)
酢酸d-α-トコフェロールの分子構造(出典:フリー百科事典「Wikipedia」)

ビタミン関連アプリケーションノート

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