RDE+ VIRTUAL

RDE+ VIRTUAL はモデルベースによる車両開発のフロントローディングを実現するアプリケーションです。開発初期段階で、より正確なターゲット設定を可能にし、車両開発プログラムの工期短縮や時間・コストの削減を実現します。
昨今の自動車業界は、「電動化」「自動運転」「コネクテッド」「MaaS(Mobility as a Service)」などの次世代技術やトレンドが次々に登場・発展する一方で、非常に厳しい実路走行排ガス(RDE)規制の導入や、その将来的な展開への対応も迫られており、車両開発の現場は多くの課題に直面しています。
「RDE+」は、排ガス計測技術を組み合わせ、実路試験をシャシテストセルなどの台上で、もしくはバーチャルで再現することで、車両モデル・実機のRDE設計、開発、検証・評価をフロントローディングするHORIBA独自のアプリケーションです。車両開発プロセスの最適化・高効率化をサポートします。
「RDE+」では、実路試験をより効率的に実施できるだけでなく、実路試験を台上で高精度に再現する手法を用いて、試作車両やコンポーネントを評価することができます。
さらに、シミュレーションによるHiLS(Hardware-in-the-Loop-Simulation)やシナリオベース開発を通して、RDE規制に適合したパワートレインの設計、開発、検証・評価をより正確かつ効率的に支援します。これにより、試作数や実路での検証回数を低減し、車両開発全体の工数・工期・コストの大幅な削減に貢献します。
標高シミュレータ
自動運転システム
完成車排出ガス試験用テストオートメーションシステム
車載型排ガス計測システム
車載型排ガス計測システム
車載型排ガス計測システム
NH3/N2O車載型排ガス計測システム
シャシダイナモメータ
パワートレイン試験システム
エンジン試験システム
エンジン排ガス測定装置
レーザ吸光法自動車排ガス測定装置
FTIR法エンジン排ガス測定装置
FTIR法エンジン排ガス測定装置
水素ガス測定装置
PM捕集フィルタ管理システム
超音波式排ガス流量計
ACダイナモメータ