OBS-ONE SPN10

SPN10車載型排ガス計測システム

排ガスに含まれる固体粒子のうち、SPN10(粒子径が10nm より大きい固体粒子数エミッション)を測定するための車載型分析計です。Particle Measurement Progamme(PMP)推奨の検出原理であるレーザ散乱式凝縮粒子カウンティングを採用しています。

実路走行でSPN10計測

OBS-ONE SPN10ユニットは排ガスに含まれる固体粒子のうち、SPN10(粒子径が10nm より大きい固体粒子数エミッション)を測定するための車載型分析計です。今後の最新の粒子数規制動向に対応します。
GASユニット・NH3/N2Oユニットと組み合わせることで、排ガス成分、排ガス流量、位置情報、環境条件(温度・湿度・大気圧)の測定、および車両情報を取り込めます。

 

事業セグメント: 自動車
製造会社: HORIBA, Ltd.
  • CPC検出器を用いてSPN10を高精度に計測、最新規制に対応
  • 前処理部(Pre-conditioning unit)を最適化し高精度計測・コンパクト設計を実現
  • 自動ゼロチェック機能で試験効率を向上(特許出願済)
  • 粒子を検知するために使用する凝縮液の補充に密閉式カートリッジを採用

    カートリッジタイプ
  • あらゆる車両に搭載しやすく使いやすいデザイン

 

統合計測プラットフォーム搭載

HORIBA ONE PLATFORM

OBS-ONEをはじめとするHORIBA ONEシリーズ製品には、今後のシリーズ展開を前提とした共通のプラットフォームを採用。
OBS-ONEの各ユニットの制御管理をひとつのコントローラに統合し、優れた操作性をご提供します。

 

測定原理レーザ散乱式凝縮粒子カウンティング(CPC)
検出粒子レンジ10〜1,000nm
測定レンジ0〜5×107個/cm3
供給電圧DC 24V
消費電力(最大値)約0.50kW
本体質量約17kg
使用環境周囲温度※1:−10〜40°C、標高:海抜2,500m以下、相対湿度:80%以下(結露なきこと)
凝縮液イソプロピルアルコール:試薬特級(99.5%)相当
オプションヒッチキャリア・アウターカバー使用可

※1設置環境温度は0 ℃ ~ 40 ℃

 

外形寸法とシステム構成

GASユニットとNH3 / N2Oユニット、SPN10ユニットの組み合わせ例

 

エミッション計測
エミッション計測
最新の排出ガス法規適合やブレーキダスト計測、耐久性評価のために必要な分析計やダイナモメータ、テストオートメーションシステムなどの評価設備を提供します。
乗用車向け車両試験
乗用車向け車両試験
最新の排出ガス法規に対応した分析機器やダイナモメータ、テストオートメーションシステムなど、乗用車の排出ガス法規適合に必要な評価設備を提供します。
RDE Plus
RDE Plus
RDE規制の導入 - さらに複雑化する自動車開発
実路走行排出ガス(RDE)試験
実路走行排出ガス(RDE)試験
実路走行排ガス(RDE)試験に必要な高精度な計測システムに加え、RDE適合のフロントローディングを支える独自の評価手法を提供します。
ハイブリッド車両評価
ハイブリッド車両評価
内燃機関・電動パワートレインの高効率な評価を可能にする評価/試験システムに加え、ハイブリッド車に関わる材料分析、設計・試作、評価サービスを提供します。

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