5月17日、堀場エステック 福知山テクノロジーセンターにおいて「ひまわりの絆プロジェクト種まき式」が開催されました。福知山テクノロジーセンターがひまわりの絆プロジェクトの一環で育てて採取したひまわりの種を、地元の福知山市立三和こども園へ贈呈し、代表園児と一緒に種まきを行いました。
「ひまわりの絆プロジェクト」は、2011年に京都府内において交通事故で亡くなった4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種を、全国の警察や地域で受け継ぎ、各地で毎年花を咲かせることで、交通安全と命の大切さを伝えることを目的としています。
HORIBAは2017年から賛同し、国内各拠点の有志の皆さんがそれぞれのオフィスや家庭で大事に育てています。
国内拠点の一つ、堀場エステック 福知山テクノロジーセンターがある福知山では、ひまわりの絆プロジェクトの取り組みが地元のこども園、小中学校や市内企業に少しずつ広がっています。しかし昨年は天候のせいもあり、どこも不作でよい種が採れなかったそうです。そんななかでも、福知山テクノロジーセンターでは例年に劣らず大きくきれいな花を咲かせていたことや、毎年熱心に活動に取り組んでいる姿勢が地域に広く知られていたこともあって、三和駐在所から種まき式の開催場所として協力のお声掛けをいただきました。
種まき式当日は三和こども園の代表園児1名、地元の三和駐在所・菟原駐在所署員、また福知山警察署と兵庫県南但馬警察署からも参加いただきました。地元新聞社の取材が入るなか、特別ゲストの三和こども園のぞう(年長)組を代表してぞうさん(着ぐるみ※中身は菟原駐在署員さん)と一緒に和やかに行われました。
代表園児に種を贈呈したあと、福知山テクノロジーセンターのメンバーが用意したプランターに園児と一緒に種まきを行いました。今回種まきを行った5つのプランターは福知山テクノロジーセンターで大切に育てていきます。
5月の種まき式でまいた種から芽が出てきました!(6月)
■ひまわりの絆プロジェクトへのおもい
糸賀 友城(いとが ゆうき)
堀場エステック
福知山テクノロジーセンター 要素技術開発部
ひまわりの絆プロジェクトは、ひまわりを見てもらうことで交通安全の意識の大切さを思い出してもらうものなので、私が所属する福知山テクノロジーセンターではフェンスを越えて存在感をアピールするように大きく育てることがとても大事だと思っています。私が栽培を担当してから、毎年ひまわりを見た地域住民の方から「今年もきれいに咲いているね」とお声がけをいただくようになりました。以前から、ひまわりは夏の暑いときでも大きくキレイに咲いて、見た人に元気やパワーを与えられる存在だと感じていました。交通事故防止の啓蒙の役割はもちろんですが、何より通りがかりにひまわりを見た地域住民の方々に元気を与え、また気にかけてもらえていることがモチベーションにもなっています。
種まき式前のプランター準備 撒いた種から芽がでてきました
ポット植えも芽が! 丹精こめて育てています
大きくきれいな花をたくさん咲かせて、ひまわりの絆プロジェクトを多くの人に知ってもらいたい。今年もHORIBAグループ各拠点で、ひまわりを育てています。
全国に広がるひまわりの絆プロジェクトについては近隣の警察署へお問合せください。
参考:京都府警HP
京都府警察/ひまわりの絆プロジェクト~命の大切さを学び、被害者支援への理解を深める~ (pref.kyoto.jp)
大輪のひまわりで地域を元気に!
堀場エステック福知山テクノロジーセンター