業界初*、Bluetooth®搭載の血糖値測定装置を発売

|   Press Release

糖尿病ケアの充実へ!栄養士・薬剤師と情報共有
業界最大*の3.5インチのワイド画面、見やすく操作をサポート

当社は、病院内で医師や看護師が使用する血糖値測定器で、業界初となる無線通信できるグルコース分析装置「アントセンス デュオ」を12月3日発売します。当該製品はBluetooth®を搭載し、血糖値を自動的に電子カルテに記録します。電子カルテは医師や看護師、薬剤師、栄養士などで共有でき、迅速かつ的確な糖尿病治療に役立ちします。本体画面には、従来比1.4倍の3.5インチのカラー液晶を採用し、使いやすく視認性を高めると同時に、操作ナビにより測定やメンテナンスを図解で解説します。また、従前機種から高精度分析を特長としており、新たに再現性の向上や測定時間の安定など性能を高めることで、日常的に患者の血糖値管理を行う医療従事者にさらなる安心感を提供します。

成人の4人に1人以上が糖尿病かその予備群であることが、厚生労働省の「2011年国民健康・栄養調査報告」で報告されています。糖尿病は目・腎臓・末端神経などで合併症を発症する可能性があるため早期の治療開始が望まれます。治療においては、医師、看護師、検査技師、薬剤師、栄養士などによる、組織的な薬剤投与や食事療法などが実施され、チーム医療による継続した包括的な対処が重要とされています。

 

電子カルテによる横断的な情報共有

元来、診断記録は手書きで記録され、回覧によって情報共有されてきました。IT技術の発展により電子カルテが普及し、診察結果や検査結果は電子カルテに記録され、診断記録は院内ネットワーク上で管理され、包括的な治療の検討に役立てられています。
当社は、業界で初めて周囲の医療機器への影響が少ないBluetooth®を搭載したグルコース分析装置を開発しました。ワイヤレスで電子カルテに自動記録でき、配線による煩わしさを解消することで、安心安全で効率的な作業環境づくりに貢献します。特に、診察室や病床に持ち運ばれる血糖値測定器では、通信エリアを拡張し、配線接続の手間を減らすことが、作業効率の改善に役立ちます。また、さまざまな物品や設備がある院内で、配線を引きずったり、物が配線にひっかけたりするヒヤリハットを防ぎ、安全衛生の品質向上も改善できます。院内で迅速かつ的確に情報共有できる仕組みを提供することで、糖尿病の早期発見・より良い治療につながることを期待します。

 

グルコース分析装置「アントセンス デュオ」の特長

  1. 業界初のBluetooth®搭載の血糖値測定器
    電子カルテに自動記憶、配線不要で整然とした環境づくりに貢献。
  2. 業界最大の3.5インチのワイド画面、見やすく操作をサポート
    従来比1.4倍の3.5インチのカラー液晶を採用。視認性を高めると同時に、操作ナビにより測定やメンテナンス方法を解説します。機械が不慣れな方でも安心なデザイン。
  3. 再現性向上や時間短縮の高精度グルコース分析を提供
    従前からの高精度分析に加えて、測定部の洗浄機能を向上させたことで、測定値の再現性と測定時間がバラつきなく安定した測定を提供。

 

高精度分析を継承する“アントセンス”シリーズ

“アントセンス”シリーズは、検査室用装置と同じ測定原理「酵素電極法」を用いて、大型装置と同等レベルの精密さと簡易測定器の両方を実現。一般的な自己血糖測定器と異なり、医師や看護師向けに“医療現場で正確なデータを簡単装置で提供”を目標に掲げています。独自の小型化技術により診察室に持ち運べる装置を開発しています。本シリーズは1991年から4機種で合計約8,000台が提供されており、12月3日より後継の新機種「アントセンス デュオ」2モデル(標準モデルも含む)を投入します。

 

開発者コメント

“ミスなく迷わずに測りたい”というユーザーの声を受け、血液を乗せるポイントを光らせたり、画面で操作方法をイラストで解説したり、使う立場にたった工夫を凝らしています。また、電極電流の制御方法や電極の動作機構を改良し、より確かな測定値を短時間で提供します。今後もより信頼できる製品を開発し続けることで、糖尿病の医療技術の発展に貢献していきます。

 

主な仕様

寸法・質量205(W)×125(D)×55(H)mm・約750g(バッテリーを含む) 
測定項目血中グルコース(ブドウ糖)濃度
測定原理過酸化水素電極法
測定検体全血(静脈血・動脈血・末梢血)
測定時間45秒以内
測定範囲10~999mg/dL
通信データ測定値、患者ID、測定者IDなど
無線通信範囲約10メートル

 

酵素電極法

血中のブドウ糖は、ブドウ糖酸化酵素を固定化したキャップ膜を透過する際に、その触媒作用により、グルコン酸と過酸化水素を生じる。過酸化水素は電極表面で分解され、この時電極に電流が流れる。この電流を検出することにより血液中のブドウ糖(グルコース量)を測定する。

 

販売希望価格

Bluetooth®搭載モデル24万9,600円+消費税
標準モデル(Bluetooth®なし)19万2,000円+消費税

 

販売目標台数

2014年 1,000台/3年間累計 3,500台

(*)当社調べ

製品情報:グルコース分析装置「アントセンス デュオ」