2007年度 機構改革(2007年1月1日付)

|   ニュースリリース

≪今期より事業年度をグローバル基準の1〜12月に全グループを統一します。中長期経営計画達成に向け企業体質を、さらなるグローバル対応そしてコーポレートガバナンス体制の構築に、主に以下の組織改革を行います≫

狙い1.マトリックス経営の具現化
コーポレート統括室に「セグメントプロモーション部」を新設、海外本部に「リージョナルプロモーション部」を設置。

⇒自動車.医用.半導体.分析と、セグメント(事業分野)別組織を軸に、そこへ地域ごと(米州・欧州・アジア)の事業展開を組み合わせたマトリックス事業運営を行っているが、縦軸と横軸の管掌部門を明確化し責任をもって推進していきます。セグメントプロモーション部では縦軸のセグメントを、リージョナルプロモーション部はエリア軸でそれぞれビジネスを支援します。

狙い2.内部統制体制の充実
「グループ経営監査室」を管理本部内監査室から独立しかつ、対象をHORIBAグループに拡大。

⇒従来管理本部内組織であった監査室を社長直轄組織に独立格上げ。さらに、対象を全グループに拡大し、世界企業にふさわしい"格"を備えた企業体を目指し、内部統制のシステム整備とレベルの向上を図っていきます。

狙い3.コンセプト作りから新製品開発まで一貫して行える技術者養成
科学システム統括部内の開発.プロジェクトを再編し「分析技術開発部」と「科学システム製品開発部」を新設。

⇒科学システム開発部を、新製品を具体的に開発する部隊(科学システム製品開発部)と、顧客の基本ニーズの把握とともに、分析技術の調査・研究・開発から新製品のコンセプト作りを担当する部隊(分析技術開発部)に再編します。開発部隊のプロジェクト遂行能力と設計品質の強化とともに、基盤・独自技術の継承を推進し複数の製品を担当できる人材を養成していきます。