研修所増築 規模3倍に

|   ニュースリリース

施設の規模3倍に拡張 新研修所2月11日オープン
滋賀県朽木にペンション風の「行きたくなる研修所」増設
社内大学「ホリバカレッジ」の学舎に、世界経営戦略会議のテーブルに活用

当社は、既設の社員研修施設(滋賀県高島市朽木)の同敷地内北側に、新たに昨年7月より建設していました研修所がこのほど完成。増設する研修所は、120人収容の研修室や宿泊室32部屋(64人宿泊可能)と、収容人数・延面積共に3倍の規模に拡張されています。既設の部分と合わせると延べ120人規模の研修や会議を開催できます。
また、このほど社内研修制度「ホリバカレッジ」を1月26日に開校し、人財育成により注力します。開発や生産、営業など、職務分けされたカリキュラムで、研修施設を校舎・寄宿舎としても活用します。社内から講師を精選し、技術や技能など専門知識を次世代へ伝承します。日常環境を離れた自然の中において、社員それぞれが研鑽を積める施設と教育システムを実現。新研修所オープンを機に、5年後10年後の次なる飛躍に向けた継続的、体系的な人財育成を行います。また、海外子会社幹部を含めた会議も開催し経営戦略の拠点としても活用していきます。

研修施設は1991年に既設棟を開設して以来、社内教育や国内外の子会社との会議などに利用されてきましたが、近年、HORIBAグループがグローバル化したことで、1ヵ月の利用者が300人を超えるようになりました。階層別や業務ごとの研修に加えて、中国やインドなどアジア圏の人財開発の推進や、米国・ヨーロッパの子会社首脳が一堂に会するグローバル経営戦略会議の開催など、研修や会合などでの施設の利用が、さらに増加することが見込まれるため、既設棟の北側の敷地内に新たに建設していました。
既設棟と2倍の収容規模の新棟の2棟構造により、研修機能を拡充するとともに、大規模な会議などでも利用可能で、研修と会議を平行して開くことも可能になりました。
共通ゾーンには暖炉やラウンジなどの心安らぐ空間を備え、研修・会議のオンの時間とオフのコミュニケーションのメリハリをつけ、そして充実させるインテリアとなっています。研修時の始業ベルは小学校でよく使われるメロディを鳴らしたり、国際会議で宿泊の外国人対応にシャワールームを新設。遊び心や心配りもHORIBAらしく仕上がっています。
環境に配慮して樹木の伐採を最小限に抑えたため、研修所と周囲の自然環境との調和が保たれ、自然の力で情操を養えるような雰囲気を生み出しています。

 

「ホリバカレッジ」とは

社内で選ばれた講師によるハイレベルな専門教育を行う社内教育システム。創立記念日の今年1月26日に開校。専門講座には開発・生産・営業・管理の4つの学科があり、年間280種類の講座を企画。講座は、製品技術やビジネススキルに関する基礎教育や次世代を担う専門家やリーダー育成を扱う講座があり、今回の研修施設と本社の2ヶ所で実施します。
これまでの専門能力開発の基本は自己啓発と仕事を通じて人を伸ばすOJTでした。しかし、仕事が細分化・専門家する中で、幅広い知識や基本を身につけ、先輩のキャリアを疑似体験するには体系的・継続的な「Off JT」が有効です。社是「おもしろおかしく」をモットーに、個々人が自律したキャリア形成をすることを支援し、成長実感を通じて、働く魅力を高めることも狙いとしています。