ホリバ・インド社が医用事業の新たな試薬工場を本格稼働

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株式会社堀場製作所(以下、当社)のグループ会社で、インドでの事業を手掛けるホリバ・インド社は、インド中西部のマハーラーシュトラ州に位置するNagpur(ナグプール)に新たな試薬工場を建設し、2022年1月に本格稼働しました。
HORIBAの医用事業では、血球計数や生化学検査などに用いる装置と、検査の際に血液などの検体と化学反応を起こして適切な測定をするために用いる試薬の販売を行っています。機器の累積設置台数を増やすことで検査試薬の販売増を実現し、より安定した収益確保へとつなげます。
今回の新工場建設により、現行のHaridwar(ハリドワール)工場と合わせてこれまでのおよそ4倍となる年間約8,000トンの試薬生産能力を確立しました。新興国で拡大する血液検査需要に対応し、さらなるビジネス拡大をめざします。
 

新工場建設の背景

ホリバ・インド社は2006年の設立以来、自動車・医用事業を中心として着実な成長を果たしてきました。近年の新興国における経済成長を背景とした医療インフラ整備の促進によって、今後血球計数測定や生化学検査といった分野ではさらなる需要拡大が見込まれており、今回の新たな試薬工場の建設に至りました。
また新工場には、製品の修理や品質保証テストを行う改修エリア、インド全域ならびにSAARC※1諸国に向けて医用製品の供給を行う集中管理倉庫、社内外のサービスエンジニアの育成の場として機能するトレーニングセンターを備えました。さらに、医療や救急の道をめざす学生や医療従事者にIVD※2技術の理解を深める専門トレーニングや、高度な研究に適した最新の実験室を提供する学習施設であるHORIBA India Technical Instituteも併設しました。
HORIBAグループにおける医用事業の成長、そして次代を担う幅広い人財の育成という両面でインド市場を牽引します。

※1 SAARC(South Asian Association for Regional Cooperation:南アジア地域協力連合):南アジアの福祉増進と生活水準向上を図り経済的成長社会進歩、文化発展を進めるため1985年に創設された地域協力組織。インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンの8か国(順不同)が加盟しています。
※2 IVD(In Vitro Diagnostics:体外診断⽤医薬品)︓⾎液や尿などを測定に⽤い、その測定結果から疾病の有無や病状、経過の把握に役⽴てられます。臨床医による診断や診療⽅針の選択に有効な情報を提供し、最適なタイミングでの治療や経過観察に重要な役割を果たします。
 

施設概要

 
所在地
 
 
Plot No B-3, C-32, MIDC Industrial Area, Butibori, Phase 2, Nagpur, Maharashtra, 441122, India
 
 
延床面積
 
 
23,900m2(内、試薬工場 7,769m2
 
 
敷地面積
 
 
46,159m2
 
 
従業員数
 
 
50人(2022年1月31日時点)
 
 
投資額
 
 
約19億円
 
ホリバ・インド社の新たな試薬工場