京都府立医科大学と進める「KPUM-HORIBAチャレンジ」の採択テーマが決定

|   News

~感染症をテーマとした共同研究をスタート、未来医療の創出をめざす~

株式会社堀場製作所(以下、当社)は、京都府立医科大学の産学公連携機構「KPUM Medical Innovation Core for Society」(以下、K-MICS(ケーミクス))での取り組みとして推進する「KPUM-HORIBAチャレンジ」の採択テーマが決定したことをお知らせします。
イノベーティブな研究人材の育成と持続可能な研究・臨床環境の整備、そしてその成果を社会実装することを目的に設立されたK-MICSの趣旨に賛同した当社は、2024年6月に同機構へ参画しました。
その取り組みの一つとなる研究開発提案コンペティション「KPUM-HORIBAチャレンジ」は、「感染症の診断から治療を迅速・簡便に進めるための分析・計測技術」をテーマとし、京都府立医科大学在籍者を対象に公募を行いました。厳正なる審査のうえ、将来の新しい診療技術の創出につながる可能性を持つ2件の共同研究テーマを採択しました。
採択テーマにはそれぞれ堀場製作所から共同研究者を指名し、K-MICSでの研究を支援します。
今回採択した研究を通して、次代を担う人材育成に取り組むとともに、健康・医療・福祉分野における社会課題の解決や未来医療の創出につながる研究開発を推進し、誰もが安心安全に暮らせる社会を支える「ほんまもん」の技術確立を追求します。
 

【採択テーマ一覧】

応募者氏名役職所属採択テーマ共同研究者(所属)
西岡 敬介講師感染病態学ヒト感染コロナウイルスの
網羅的・迅速検出系の開発

マニオ マーク クリスチャン
(堀場製作所 バイオヘルスケア本部
メディカルソリューション部 Researchチーム)

秋岡 親司准教授小児科学

ラマン分光法を用いた
血球機能の測定

矢田 翔梧(同上)


※ Kyoto Prefectural University of Medicine:京都府立医科大学の英語名
 

【関連サイト】

京都府立医大K-MICS

京都府立医科大学の産学公連携機構「K-MICS」に参画 - HORIBA