次世代育成支援
科学の楽しさ発見プロジェクト
将来を考える重要な時期にある高校生、高専生に、科学への興味を深め、将来の道の選択肢を広げるお手伝いをしたいというおもいから、HORIBA グループは「科学の楽しさ発見プロジェクト」を開催しました。座って学ぶ「理科」ではなく、身近なものから感覚をフルに使い「科学っておもしろい！楽しい！」と感じてもらえる機会となりました。
プログラム内容
1日目
- カンパニーツアー
ショールームや、分析に関わる新しい発見、技術、製品が生まれようとしている研究開発・モノづくりの現場を見学。「ふつうの日」の会社と科学好きの働く姿を見ることができます。 - 分析計を使ってみよう
HORIBA グループの代表的な分析機器で、さまざまなサンプルを測定する実習をします。（pH 計、濁度計、放射温度計など最新型含む。） - ティータイム
参加者同士のコミュニケーション 他校の科学好きとつながろう。 - 作戦タイム
2日目のプログラムである「水当てクイズ」の戦略を練ります。実験計画のスキルを磨きます。
2日目
- 高校生科学クイズ
日々の科学学習の知識と、HORIBA グループの事業とをベースにした「知識」と「社会」のつながりを出題。 - 昼食クイズ
食べることにまつわる「感覚」と、「分析」とのつながりを出題。 - 水当てクイズ
液体サンプル20種と選択し20個を同定するクイズ。
世の中には、蛇口をひねれば出る水だけでなく、様々な液体が存在します。五感や知識、HORIBA グループの分析計を駆使し、複数用意された液体サンプルが何かを推測します。「仮説、実験計画、測定、考察、結論」の一連の流れを学びます。
- 水当てクイズ発表会
どのようにして、解答に至ったかをグループごとに発表。思考の多様性を共有します。 - 成績発表会
クイズ正答率をもとに、グループの成績を発表します。
プログラムを通して
クイズで最下位だったチームが、全問正解をたたき出し大逆転勝利を収めイベントは最後まで大盛況でした。生徒たちからは「楽しかった」、「答えを突き止めるまでの一連流れが面白かった」などの声が聞かれ、科学の楽しさを発見する機会となりました。
生徒たちは高校で学んでいる知識が企業の開発にどう役立ち、社会の身の回りの製品にどうつながっているのかを実感することができました。また、私たちも仕事や製品に興味を持ち、感動してくれる生徒たちと触れ合うことが刺激となり、ともに充実した時間を過ごすことができました。
