HEMATOVISION

好酸性骨髄球

Eosinophil_myelocyte
  • 大きさ : 18-20 µm
  • N/C比= 中、0.5程度
  • 細胞質
    • 広さ : 広い
    • 好塩基性 : 少し強い
    • 顆粒の数 : 多数
    • 顆粒の色 : オレンジ色=好酸球
    • 膜 : 異常なし
    • 位置 : 偏在
    • クロマチン : レース状
    • 核小体 : 無
    • 膜 : 異常なし
  • 基準値 : 末梢血液中にみられないが、まれに骨髄血でみられる(2%未満)
  • 細胞学的・臨床病理学的所見

    核は偏在、楕円形、核小体はなく、クロマチンは濃染の程度に差がみられる大型細胞。好塩基性の細胞質は大きな好酸性顆粒に覆われている。

    好酸球増加症

    好酸球増加症症候群(HES):異型好酸球顆粒(顆粒減少、繊細な顆粒)の増加、最近では分子異常(FIP1L2-PDGFRa異常)が高頻度に認められている。その他アレルギー、寄生虫感染で好酸球増加

    血液疾患に関連した好酸球増加症:T細胞リンパ腫、ホジキン病、CML(慢性骨髄性白血病)

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