HEMATOVISION

CLLリンパ球

CLL_lymphocytes
  • 大きさ : 小型、8 µm
  • N/C比= 非常に高、=1
  • 細胞質
    • 広さ : 狭い
    • 好塩基性 : 少し強い
    • 顆粒の数 : 無
    • 顆粒の色 : 該当なし
    • 膜 : 異常なし
    • 位置 : 中央
    • クロマチン : 濃染
    • 核小体 : 無
    • 膜 : 異常なし
  • 基準値 : 血液中にみられない
  • 細胞学的・臨床病理学的所見

    濃縮した核クロマチンを持ち、同じ形態の小型の成熟リンパ球

    細胞が壊れた証としてのグンプレヒト(Gumprecht)の核影がみられる。
    時々異型リンパ球がみられる(CLLの15%未満)。

    WHO分類(2008,2016)では末梢血中の腫瘍性B細胞が5,000/μL以上の状態が3か月以上継続するものと定義された。5,000/μL以下でのBリンパ球増多を単クローン性リンパ球増多症(MBL)と表記。今後CLLに移行するリスクがあり、経過観察の必要性のある細胞数の多い(5,000以上/μL)MBL(単クローン性B細胞)と少ないMBL分類される。

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