ABX社の生産体制増強−隣接地3万m2取得

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参考資料

〈ABXグループ〉
血球計数装置専門のベンチャー企業として、現社長のロベール氏が1983年パリ郊外で設立したABX S.Aを母体とし、現在8カ国に現地法人や拠点を持つ。ABX社は、1987年現在のモンペリエ市へ移転(当初は3,000m2の敷地に2棟)。その後、業容拡大に伴い2回の増設・敷地拡充を行い、現在32,000m2に11棟(総床面積:10,700m2)となっている。
会長:ジャン・エドワード・ロベール(J.E.Robert)
グループ売上高:5.71億フラン(1999年実績)
   2000年計画:6.84億フラン
グループ社員数:600名


〈当社とABX社との関係経緯〉
1987年、ABX社製の血球計数装置の日本での販売・ライセンス生産契約を結び関係がスタート。その後、同社技術を応用し当社独自製品を開発するなど、両者の連携・有効関係を築く。'90年に世界的製薬グループのロシュ社の傘下となるが、'96年にロシュ社から全株式を買収し、当社が第2の柱へと注力する医用分野の戦略子会社の中枢を担う。


〈生化学分析〉
生体成分の蛋白質、糖類、脂肪、酵素、ビタミン、ホルモン等を測る検査を言う。
これらの成分を測り、肝臓、腎臓、心臓、内分泌、糖代謝の機能状態の診断補助に用いられる。
コレステロールの測定など、生活習慣病の観点からも重要でよく行なわれる。


〈新たに手がける生化学分析装置〉
製品モデル名:MIRAシリーズ
生化学検査の基本項目測定モデル(MIRA)に加え、免疫・アレルギー検査機能および投薬の人体内残留モニター機能を持つモデル(MIRA Plus、MIRA-S Plus)があり、この複合モデルが現在主力に販売している。