鉄鋼・精錬工場での環境対策に貢献

環境省が定めるばい煙の排出規制において、事業者はその事業活動に伴うばい煙の大気中への排出の状況を把握・記録するとともに、当該排出を抑制する必要な処置を講じなければならないとされています。

対象となるばい煙発生施設の一つとされる金属精錬施設から排出されるばい煙には、原材料に由来する重金属元素等の有害物質が含まれます。効果的な対策をするため、排出された有害物質と工場設備の稼働状況の関連性を見ていく必要があります。

一定規模以上

課題

  • 稼働状況との関連性を確認するために、有害物質をリアルタイムに検知することが求められますが、現状の手法では24時間毎などの長期計測サイクルであり、またサンプリングから分析データ取得まで2週間程かかるため、発生源解析や対策効果の検証に即応できないことがあります。
  • 現状手法の場合、計測サンプルを第三者機関(エキスパート)に分析依頼する必要があるため、費用が高額になります。また自社で分析する場合においては、高い計測・分析スキルが必要になります。
  • 計測サンプル輸送中の組成変化などにより、分析結果に影響が出る可能性があります。
  • 各有害物質の相関性の把握・分析することに手間がかかります。

HORIBAのPM2.5自動成分分析装置「PX-375」でリアルタイムでの連続測定を実現

  • リアルタイム(最短30分)で分析可能!
  • 連続計測により、経時変化を分析可能!
  • 専用ソフトウェアにより、排出対策後のスピーディーな効果検証が可能!

 

PM2.5自動成分分析装置「PX-375」の特長

  • 現場で微小粒子状物質(PM2.5)の自動計測(サンプリングから分析データ取得まで)ができます。従来計測法の前処理や分析ノウハウは不要。 
  • 同一サンプルに対し質量濃度と金属元素濃度を同時に連続計測できます(最短30分毎)。
  • 裏写りの少ない独自フィルタにより、自動計測後の手分析も可能です。
  • データマネジメントシステム「Eco-WEB」を使用することで、遠隔地からの計測データ収集、管理、可視化・レポート作成まで行うことができます。

手分析の流れ

 サンプリング

        

 前処理

        

ICP-MSによる分析

HORIBAのソリューション

PM2.5の質量濃度と含有元素の成分分析を同時連続で計測可能

Continuous Particulate Monitor with X ray Fluorescence “PX-375”

Continuous Particulate Monitor with X ray Fluorescence “PX-375”

Data Management System “Eco-WEB”

Data Management System “Eco-WEB”

製品説明と活用事例をわかりやすく動画で解説!

PX-375による発生源推定のご提案

PX-375による発生源推定のご提案

  • PX-375は1台で、リアルタイムでのPM2.5の質量濃度分析と元素成分分析ができます。
  • データマネジメントシステムが、複数の測定箇所での濃度タイムトレンドや位置情報の可視化によりPM2.5の発生源解析をサポートします。
  • 大都市でのPM汚染の現状調査や、工場での環境アセスメントおよび飛散対策、黄砂の越境汚染状況の把握など、PX-375の活用範囲は広がっています!

大気汚染常時監視局(AQMS)

 

移動監視局

※大気汚染常時監視局とは風向風速を含む気象データや大気中の二酸化硫黄・粒子状物質・窒素酸化物・一酸化炭素・オゾンなどの濃度を年間通して連続計測できる自動計測システムが設置されている施設です。

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 鉛(Pb)とZn(亜鉛)の元素比を用いた広域大気汚染の発生源解析をご紹介

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