放射温度計を活用したリフティングマグネットの安全性向上

アプリの概要

製鉄所内では、成型後のスラブ(鉄の板)を磁気式クレーン(リフティングマグネット)で運搬します。スラブの温度が高いと磁気式クレーンの磁力が弱まるため、スラブを適切な温度まで減温した後に運搬します。しかし、減温が不十分な場合、磁気式クレーンの故障や運搬中の落下事故につながる可能性があり、とても危険です。

そのため、運搬前にスラブの表面温度を計測する必要がありますが、計測ユニットがなかったり、手持ちの温度計で測る際には、そばに行って確認しなければならず、手間と時間がかかってしまいます。

課題

磁気式クレーン(リフティングマグネット)操作員の声

  • 運搬物から離れたところで計測したい
  • 安全温度になったらすぐ作業にかかりたい
  • 計測ポイントの温度を確実に測りたい
  • 厳しい使用環境でも稼働してほしい

HORIBAのソリューション

「磁気式クレーン用 温度モニター」で解決!

  • 離れたところからの計測可能(約 10 m)
  • 高精度で安定したリアルタイム計測
  • 計測 ユニットにより厳しい環境でも連続稼働

 

「磁気式クレーン用モニター」の特長

磁気式クレーン用 温度モニターとは ① 放射温度計IT-480F計測ユニット 表示器 をシステム化したものです。

放射温度計 IT-480F

  • 10 m先も計測可能
  • 周囲温度影響を最小化し高精度かつ安定したリアルタイム計測を実現
     (特許5658059号)

 

 

表示器

  • シンプルで見やすい表示器
  • 計測温度値を表示
  • 設定温度オーバー時にブザー発報
  • 計測ポイント設定用の照準レーザーはオン/オフ可能

 

設置例

② 計測ユニット

  • 照準レーザ付で、計測対象の測定位置決めを簡単にセットアップ
  • ユニット内部を計装エアでパージし、厳しい環境でも長期連続稼働

 

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HORIBAはIT-480シリーズを自動計測用に、IT-545シリーズを手動計測用に取り揃えています。


放射温度計 IT-545シリーズ

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