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粒子径分布測定装置における分散剤添加溶媒の使用量削減

分析作業効率化

装置洗浄時にも分散溶媒を使用するため、コストと工数がかかっていた。

セラミックス分野では、微粒子を溶液中で均一に分散させるためにヘキサメタりん酸ナトリウム(以下、ヘキメタ)水溶液が使用されており、特に品質管理用途では測定検体数が多いため大量に消費されます。ヘキメタ粉末を純水に溶解させる操作は約30分間必要で、測定の事前準備に時間を要していました。測定時にはヘキメタ水溶液を、洗浄時には水に切り替えて粒子径計測することで、溶媒使用量と大幅な作業工数を実現しました。

お客様の声

  • 分散媒切替により分散剤添加溶媒の使用量低減と作業工数の大幅削減に成功した!
  • ハンドルによる溶媒切替ができるため、簡単に溶媒切替が可能で操作も容易!
Partica LA-960V2
Partica LA-960V2

【粒度分布】レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置 LA-960シリーズ


お困り解決!たとえばこんな条件でも測定できます!

粒子の凝集評価

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2 高濃度測定用セルは、原液(希釈なし)または原液に近い状態で測定できます。さまざまな試料濃度での測定も可能です。

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乾式分析

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2乾式測定ユニットは、サンプルを濡らさずに、乾燥した粉の状態で測定することができます。

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画像解析

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2 画像解析ユニットは、画像による粒子観察が粒子径分布測定と同時に可能です。

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オートサンプラ

多検体の粉末試料の粒子径を分析する際、1試料ずつ装置に試料を投入するために、作業者が装置に付きっきりになったり、手作業で行う分析で発生する人的ミスといった課題を装置の自動化で解決し、業務効率化や密を避けて作業ができる環境をサポートします。

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分散媒量の削減

ミニフローユニット(小容量循環システム)は、超音波プローブを内蔵しているため、通常循環と同様、試料を循環させながら分散処理が可能です。また、1回測定あたりの溶媒量が約35 mL(通常循環180 mL)と少なく、 ランニングコスト/廃棄コストを低減して一次粒子径の分布評価することが可能です。

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ゲル分析

ナノ粒子解析装置 nanoPartica SZ-100V2は、動的光散乱法を用いて、ゲルが持つネットワーク構造の網目サイズの分布を簡便に測定することができます。

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粒子個数分析

パーティクルトラッキング法では、画像を用いて一粒子ずつナノ粒子のカウントをするため、絶対値としての個数濃度が得られます。またブラウン運動の様子から粒子径を算出するので、特定の粒子径領域の濃度の値を得ることなども可能です。

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