Holographic concave gratings - Type I

ホログラフィック凹面グレーティング

TypeⅠ凹面ホログラフィックグレーティングは等間隔かつ平行な溝で球状の基板上にレコーディングされます。それらの幾何学的な光学特性は、古典的なルールドグレーティングと同等であり、互換性があります。

分光器において使用する場合、このグレーティングはローランド円(グレーティング中心と曲率半径によって決まる外接円)上に配置するのが一般的です。
入射スリットもこの球上に配置すれば、グレーティングが作り出すスペクトルは同一円周上に形成されるため、仮想的にデフォーカスと一次のコマ収差を無視することができます。
球面収差も多くの場合許容範囲に収めることができますが、非点収差は顕著になります。この非点収差の影響により、ローランド分光器の多くは波長分解能は高いですがその一方で、集光効率は低くなります。

事業セグメント: 科学
製品分類: グレーティング
製造会社: HORIBA France SAS
  • 凹面基板にレコーディングされているマスターホログラフィックグレーティングからレプリカグレーティング
  • 溝の完全な周期性
  • 凹面ルールドグレーティングに比べ非常に低い迷光
  • グレーティングはローランド円に基づいた配置で使用されるのが好ましい。
    スリット位置はグレーティングの曲率半径に等しい円上
    これにより高分解能の分光器が得られます
  • 基板材料:Pyrex、Zerodur

TypeⅠ凹面ホログラフィックグレーティングのリスト

溝密度(l/mm)波長範囲(nm)曲率状半径(mm)ブランク寸法(mm)リファレンス番号
1200200-800112.1432x32521 12 350
100450-600112.1432x32531 26 350
150500-700139.19Ø70521 30 390
150500-700139.19Ø90521 30 430
83400-800173.9Ø53521 25 380
2400200-400201.458x58521 05 060
2400200-400201.430x30521 06 040
1200200-600201.458x58521 12 060
1200340-800201.430x30521 12 040
600400-700201.458x58521 15 040
600400-700201.430x30521 15 060
2700120-400498.130x30521 22 360
3600100-300499.758x58521 02 100
3600150-450499.7Ø63521 03 101
2400100-300499.730x30521 05 100
2400200-400499.730x30521 06 100
4800118-166499.858x58521 24 370
2700120-165600Ø50521 27 400
2400165-590600Ø50521 28 400
2400170-600752Ø63.5521 26 110
120060-150995.4Ø114.3521 10 130
3000130-520995.5Ø63.5521 23 160
2550120-415998.8Ø63.5521 17 160
2400100-300998.8Ø63.5521 05 160
216070-200998.8Ø63.5521 20 160
2160170-450998.8Ø63.5521 19 160
1080170-800998.8Ø63.5521 21 160
1080337-815998.8Ø50.8521 21 420
1666.7165-6701200Ø50521 29 410
3600160-4501500Ø63.5521 03 180
2400160-4501500Ø63.5521 05 180
2400200-6501500Ø63.5521 06 180
1200170-7001500Ø100521 11 220
60090-2701999.5Ø100521 13 220
600100-3002217.6Ø63.5521 14 240

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