A. 校正対象の機器の指示値と、標準器による値との関係を確立することです。
認定校正においてはその値がどの程度信頼できるかの指標として不確かさを評価し、校正証明書に記載する必要があります。
A. 認定校正サービス専用アドレスからご連絡ください。
後ほど認定校正依頼書をお送りいたします。
A.下記のマスフローコントローラ、マスフローメータ、流量計です。
・STEC製マスフローコントローラ、マスフローメータ
ただしサポート終了品の場合は、周辺機器がないために校正できないことがあります。
・他社製マスフローコントローラ、マスフローメータ
電源、接続ケーブル、表示器またはデジタル通信を行って流量瞬時値を表示・出力できるもの
・他社製流量計
流量瞬時値を遠隔で表示・出力できるもの。電源、接続ケーブル、表示器またはデジタル通信によりデータ表示を行うPCを必要とする場合があります。
注)ガス系の接続継手が現在販売されていないものの場合は対応できないことがあります。半導体等クリーンルーム内で使用しているもの以外の場合には、ご相談ください。
A. 認定校正サービス専用アドレスからお問合せください。
A. 標準的な概算納期は約1.5ヶ月ですが、校正依頼状況によって異なりますので、詳細は認定校正サービス専用アドレスからお問合せください。
A. 校正の有効期間(校正周期)は、計量器・計測器のユーザーが自ら定めて使用することになります。弊社がサポートしている製品を除き、校正機関が有効期間を決めることはできません。
A.窒素 (N₂) ガス、5 mL/min~50 L/min (0 °C, 101.325 kPa換算、{5 sccm~50 slm}) です。認定を受けた範囲については下表及びリンク先のSCOPEをご覧ください。
NVLAPからの認定範囲には他のガスもありますが、こちらは準備の上順次校正可能としていきます。
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1. MCG継手、JSK継手、Super JSK継手などは入手困難なため対応できかねます。
2. 他社製品は修正できません。
【NVLAP Lab Code 600160-0の SCOPE】
質量流量範囲 | 一次標準器による | 実用標準器による |
0.006 249 g/min 以上0.012 498 g/min未満 | 0.12 % | 0.19 % |
0.012 498 g/min以上37.495 g/min以下 | 0.08 % | 0.12 % |
37.495 g/min超え 62.49 g/min以下 | 0.20 % | 0.30 % |
A. 堀場エステックは米国NVLAPより、気体質量流量においてISO/IEC 17025に基づく校正機関の認定を取得しています。計測器および校正範囲が当機構の認定範囲であった場合、発行する校正証明書にはNVLAP* のシンボルが付されます。これらのシンボルが付された証明書は、ISO/IEC 17025の要求を満たした校正の証です。
*【NVLAP Lab Code 600160-0の 認定証】
質量流量範囲 | 一次標準器による | 実用標準器による |
0.006 249 g/min 以上0.012 498 g/min未満 | 0.12 % | 0.19 % |
0.012 498 g/min以上37.495 g/min以下 | 0.08 % | 0.12 % |
37.495 g/min超え 62.49 g/min以下 | 0.20 % | 0.30 % |
A.お客さまがご希望される場合は有償にて発行することが可能です。弊社京都福知山テクノロジーセンターでは、気体質量流量についてISO/IEC 17025に基づく校正機関の認定を受けていますので、その認定範囲で校正する場合、NVLAP*の認定シンボル付き校正証明書が発行されます。この証明書は、トレーサビリティ体系図がなくても国家標準にトレーサブルであることが証明できるというメリットがあります。
* NVLAP Lab Code 600160-0
A. 当機構は米国NVLAPより、多くの量についてISO/IEC 17025に基づく校正機関の認定を取得しています。計測器および校正範囲が当機構の認定範囲であった場合、発行する校正証明書にはNVLAP*のシンボルが付されます。これらのシンボルが付された証明書は、ISO/IEC 17025の要求を満たした校正の証です。
*【NVLAP Lab Code 600160-0の 認定証】
質量流量範囲 | 一次標準器による | 実用標準器による |
0.006 249 g/min 以上0.012 498 g/min未満 | 0.12 % | 0.19 % |
0.012 498 g/min以上37.495 g/min以下 | 0.08 % | 0.12 % |
37.495 g/min超え 62.49 g/min以下 | 0.20 % | 0.30 % |
認定証はブラウザ上では正しく表示されませんので、ダウンロードして最新のAdobe Acrobat/Adobe Acrobat Readerで開いてください。
認定範囲については リンク をご覧ください。
A. ISO/IEC 17025を満たす試験所、校正機関などを認定する米国政府系の認定機関です。NVLAPは1997年11月19日にAPLAC (現APAC アジア太平洋認定協力機構) に、2000年11月2日にILAC (国際試験所認定機関協力機構) にそれぞれ署名しています。NVLAPから認定を受けた校正機関は、ILAC MRA付NVLAP認定シンボルを表示した校正証明書を発行することができます。
A. ILAC MRA は、認定された試験所/校正機関/標準物質生産者等が発行する試験報告書/校正証明書/認証書等が国際間取引において有効なものとして流通することで、不要な二重検査が排除され、円滑な貿易を促進することを目的としています。
このMRAを通じて、署名した認定機関が相互に認定の質が同等であると認めることで、認定の信頼性を国際的に向上させ、ひいては認定されたラボラトリ等が発行する証明書の国際的な受入れの可能性を高めています。
認定機関がMRAに署名するためには、海外の認定機関のメンバーからなる国際評価チームによる厳格な相互評価(Peer Evaluation)を受け、当該認定機関が運営する認定プログラムが国際規格・基準に適合していることが実証される必要があります。また、MRA署名後にも、定期的な相互評価が行われ、継続的な国際規格・基準への適合が確認されます。
ILAC MRAに署名した認定機関 (NVLAP, NITE (JCSS), JAB, A2LA, ANABなど) から認定された校正機関は、相互承認を受けた認定機関から認定されていることから、その校正機関から発行された証明書が海外の機関で受け入れ可能ということになります。
試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項という表題の国際規格であり、試験所及び校正機関が特定の試験又は校正を実施する能力があるものとして認定を受けようとする場合の一般要求事項を規定したものです。
これらの要求事項を満足した校正機関であることが認定機関によって認定された場合、NVLAPシンボル付き校正証明書を発行できます。
当社京都福知山テクノロジーセンターの認定番号は NVLAP Lab Code 600160-0 です。
A. NVLAP認定シンボルは米国米国自主試験所認定プログラム (National Voluntary Laboratory Accreditation Program) から認定されたことを示すシンボルです。
JCSS認定シンボルは独立行政法人製品評価技術基盤機構 (National Institute of Technology and Evaluation, NITE) から登録・認定され、JAB認定シンボルは公益財団法人 日本適合性認定協会 (Japan Accreditation Board, JAB) から、A2LA認定シンボルは米国試験所認定協会 (American Association for Laboratory Accreditation) から、ANAB認定シンボルは米国適合性認定機関 (ANSI National Accreditation Board) から認定されたことを示すシンボルで、いずれもISO/IEC 17025の要求事項に適合していることが認定の基準となっています。
そのため、どちらのシンボル付校正証明書でも、認定校正機関 (JQAなど) が発行する校正証明書としては、同等の扱いとなります。